毎年恒例のアメリカ取材。MLB(メジャーリーグ)だけでなく、マイナーリーグやフットボール、アイスホッケーなど幅広くカバー。現地取材を通して感じた「楽しさ」や「感動」をお伝えします。

【アメリカ取材Vol.4 2006.2.8-2.11】
アメリカ取材Vol.3 2005.9.9-9.28へ》
アメリカ取材Vol.2 2005.6.17-7.3へ》
アメリカ取材Vol.1 2004.9.14-9.25へ》

2月11日(土) カレッジ・ベースボール/サンタクララ大対サンディエゴ・ステイト大@
〜安打製造機、健在!!

3000本安打を放ったトニー・グウィン氏が監督をつとめるサンディエゴ・ステイト大が遠征できていたサンタクララ大へ。
金属バット使用とはいえ、打撃戦を制したのはサンディエゴ・ステイト大。
選手たちのシャープなスイングはグウィン氏譲り?
試合後、約30人のファンすべてにサインをおこなっていたグウィン氏。
誠実な人柄は現役時代と変わらず、心地よい気分にさせてくれた。

最終日はカレッジ・ベースボールを見る。フィールドはハイテク人工芝、スコアボードにはビジョンも付いた立派な球場だ。
(サンタクララ大・ホームページ:http://santaclarabroncos.cstv.com/

トニー・グウィン氏が監督をつとめるサンディエゴ州立大がやってきた。試合終了後は即席サイン会となった。
(サンディエゴ州立大・ホームページ:http://goaztecs.cstv.com


今回のアメリカ滞在、渡米前は「直接、ベースボールとは関係ないだろう」と考えていた。他のスポーツを観戦し、今、進んでいる別の計画に活かそうと考えていた。
ところが、カレッジとはいえ、結果的にはベースボールまで楽しむことができた。
シーズン制を導入しているアメリカ・スポーツの素晴らしさ、楽しさを感じた。
ここ数年は夏のMLBシーズンばかり渡米していたが、たまには冬に来るのも良い。学生時代、冬休みに渡米してはホッケーやバスケットボールを楽しんだことを思い出させてもらった。

2月10日(金) サッカー/日本代表対アメリカ代表@SBCパーク
〜問題多い遠征。

普段、メジャー取材をおこなっているSBCパークを違った形で訪れることとなった。
サッカー、日本代表の試合が開催され、現地在住や観光などものすごい数の日本人が集結した。
「普段はまったく見ないのに、こんなに日本人ってSFにいたんだ」という声も耳に入った。

スコアは3-2。
しかしながらシュートを29本も浴びた日本代表は、途中3-0まで引き離される完敗の内容。
調整十分のアメリカと今合宿でのフィジカル疲労がピークの日本では単純比較はできないが、「大人と子供」ぐらいのイメージがあった。
そして問題は今遠征全行程での仕切りだろう。

「ワールドカップ・イヤー初戦。アメリカ協会にはもっと高いレベルのもてなしをして欲しかった」というジーコ監督のコメントが発表された。
ここには大きな問題があったと言わざるを得ないだろう。
アメリカ在住の関係者に聞いた話だが、今回の日本代表遠征には日本国内の大手広告代理店とMLS関連会社が仕切りに手を挙げたそうだ。
普段、アメリカ国内での親善試合やMLSでの興行を仕切っている会社を押さえ、プレゼンに勝ったのは日本の大手代理店。
結局はスポンサーの方向しか見ていない仕切りで現場から不満がこぼれているというのが現実だった。

日本代表の試合はスポンサーも集まり、視聴率も稼げるドル箱試合。
確かに、国内の親善試合なら許される部分もあるだろうが、ワールドカップの年の意義のある試合だったと思う。
こんな状態で本番への強化につながるのだろうか。
ケガ人が出なかっただけでも救いであろう。

日本代表とアメリカ代表の試合は、ジャイアンツの本拠地SBCパークでおこなわれた。レフトスタンドと一塁側ダグアウト前にゴールが設置されており、いつもと違う風景が新鮮だった。
(アメリカサッカー協会・ホームページ:http://www.ussocce r.com/



2月9日(木) NBA/サクラメント・キングス対シカゴ・ブルズ@アルコ・アリーナ
〜ひと味違った楽しみ。

2日目、サンフランシスコから車で約2時間かけカリフォルニア州の州都サクラメントへ。ここにはNBAキングスが本拠地を構えている。
キングスは90年代プレーオフの常連であった強豪チーム。近年はチーム再編期間であるが、ファンの熱さが有名だ。
チケットも連番での購入ができずバラバラで、試合開始直前にほぼフルハウスとなった。

試合は第4クォーター突入時に30点差以上をつけたキングスの圧勝。
試合自体が途中からワンサイドになる中で、目についたのはプレイ間イベントのおもしろさとファンの盛り上がりの良さ。
特にキングス・キャラクター(ぬいぐるみ)が客席の階段を滑り落ちるレースなど「何でもあり」感が地方チームのおもしろさを醸し出していた。
不便な場所なのでなかなか訪れる機会はないだろうが、LAやニューヨークでは味わえないNBAを楽しめるサクラメントだ。

サクラメントまでは車で約3時間。けっこうな距離だが、ノンビリとドライブして強豪キングスの試合を見る。アリーナはほぼ満席で、異様な盛り上がり。プロスポーツはあまり娯楽がない地域の方が熱烈に盛り上がって面白い。
(キングス・ホームページ:http://www.nba.com/kings/


2月8日(水) NHL/サンノゼ・シャークス対シカゴ・ブラックホークス@phパビリオン
〜弱小チーム同士の対戦も熱いアリーナ。

2月のアメリカはいつ以来であろうか?
今回の目的はアメリカン・スポーツに関わるガイド本の前乗りロケと取材。
できるだけ多くのスポーツを取材しようと思っている。
成田発の飛行機が2時間遅れで飛び立つもほぼ定刻でサンフランシスコに到着。Ballpark Time!ウエブ内で「マイナー体験記」を書いてもらっている武藤勇太君(http://blog.livedoor.jp/yutamuto/)と待ち合わせ、早速サンノゼへ向かった。

途中、2つのサッカー・ショップに寄り、スタンフォード大を抜け、サンノゼ到着。
NHLシャークスの本拠地hpパビリオンはダウンタウンのやや西に位置する新しいアリーナだ。
05-06年はあまり調子良くないチームだが、pm7:30の試合開始時にはアリーナの8割が埋まった。
試合は2-1でシャークス勝利。
試合中の乱闘がないと思っていたところ、タイムアップとともにファイト開始。
試合終了後もすぐには家路につけない、心憎い演出(?)に酔わされた。


アメリカ到着後、約30分のドライブでサンノゼへ。まずはNHLシャークスの試合を観戦。アリーナは角度もあり、2階席でも見やすく、最後まで楽しめた。
(シャークス・ホームページ:http://www.sjsharks.com/