毎年恒例のアメリカ取材。MLB(メジャーリーグ)だけでなく、マイナーリーグやフットボール、アイスホッケーなど幅広くカバー。現地取材を通して感じた「楽しさ」や「感動」をお伝えします。

【アメリカ取材Vol.3 2005.9.9-9.28】
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9月28日(水)
番外編:NHL/LAキングス対フェニックス・コヨーテス@ステープルスセンター
〜乱闘にファインゴール、そして伝説の男。

サッカー終了後、食事を取ろうとダウンタウンへ戻る。
するとステープルスセンターで何かイベントをやっているよう。
近くのポリスに訪ねると、キングス戦が始まったばかりだという。
何という幸運。今回の取材は終わったとばかり思っていたが、こんなことがあるなんて。
急いでチケットを購入し、中へ入った。

対戦相手はコヨーテス。監督は今年から、あの「グレート・ワン」ことウエイン・グレツキー。
イチローも尊敬するというグレツキーをかつて選手として在籍していたLAで見れるなんて…。いやあ、これ以上の楽しみはありません。
試合は7-3という点の取り合いでキングスの大勝に終わった。
ゴールシーンをたくさん見れ、途中、プレシーズンとは思えない乱闘も。
今回の取材、最後まで楽しめました。

今回、最後はNHL。ステープルス・センターではキングスとコヨーテスのプレシーズンゲームがおこなわれていた。 コヨーテスのヘッドコーチはこの人。「グレートワン」ことウエイン・グレツキー。かつてキングスでもプレイした英雄だ。


9月25日(日)
番外編:MLS/LAギャラクシー対KCウイザーズ@ホームデポ・センター
〜英雄2人の活躍で快勝。

ドジャースタジアムでのゲーム終了後、慌ただしく車に乗り込んだ。
向かう先はLAの南に位置するホームデポ・センター
MLSの試合がpm5:00に始まるので、あと30分しかなかったが、渋滞もなく5時10分過ぎには到着した。
まず驚いたのはスタジアムの素晴らしさ。
J2ベガルタ仙台が使用する仙台スタジアムぐらいの規模だが、附随のレストランやスイートルームの豪華さは比べ物にならない。
昨年行ったクルースタジアム(コロンバス)も良かったが、ここも負けていない。
それ以上に興奮させられたのが、アメリカ代表2人の活躍。
10番のバンドン・ドノバンの運動量の多さ、そして94年アメリカ大会時から個人的に好きなコビ・ジョーンズのゴールへの姿勢。
いやあ、良かったです。良いもの見させていただきました。

アメリカ代表チームも合宿を張る素晴らしい施設が揃ったホームデポ・センター。傾斜もありスタンドからとても見やすいスタジアム。 スタンドにはこんなファンも。彼は熱烈なギャラクシー・サポーターらしい。


9月25日(日) LAドジャーズ対ピッツバーグ・パイレーツ@ドジャースタジアム
〜ここに来るとやっぱり落ち着く。

今回の取材、最後はドジャースタジアムへ。
LAのダウンタウンから110号線を走り、スタジアム下の出口で降りると、そこからは懐かしい風景が目に飛び込んでくる。
看板も、坂道もすべてがうれしい。
球場到着後、ドジャーズ広報担当のジョン・オルギン氏と再会。
初めてここを訪れた時には、取材パス交付の件でいろいろと議論したが、その時以来、顔を覚えてもらったようだ。
「おおBallparkか、よく来てくれた。今回はパスは大丈夫だったようだな(笑)」といきなりのジャブをかましてくれた。

ここの球場はスタッフも明るく、我々に対してやたらと話し掛け、冗談を言う。
アナハイムのスタッフはどこかピリピリした雰囲気なのに比べ、居心地が良い。
映画「ダイハード」でブルース・ウイリス扮する主人公もことあるごとに言っていたが、「これぞカリフォルニア」だ。
選手、コーチも取材には丁寧に応えてくれる。これも球団の雰囲気のなす業かもしれない。
そんな中、クラブハウスでコルボーン投手コーチに技術論を聞いた。
知っている方も多いだろうが、コルボーン・コーチはかつてブルーウェーブにも在籍したことがあり日本語も達者だ。
取材の最後には「来年はまた日本でコーチがやりたいねえ。山岡さん、各球団に話してみてくださいよ。もちろん、エージェント料も払いますよ(笑)」というジョークまで飛び出した。

またまた帰って来ましたドジャースタジアム。青い空、白い雲、そして「THINK BLUE」。やっぱりここは最高の天国。 カリフォルニアの陽射しは9月のこの時期でも痛いぐらいだ。


9月24日(土) LAエンジェルス・オブ・アナハイム対タンパベイ・デビルレイズ@エンジェルス・スタジアム
〜どこまで成長するのか…。

「日本には良いイメージしか残ってないよ。東京ドームで下手投げの投手(マリーンズ渡辺俊介)から大きなホームランを打った。おかげで賞金ももらったんだよね。できれば今後も日本に行きたいね。日本でプレイ?(笑) まさか、MLBオールスターでね」。
デビルレイズきっての人気を誇るカール・クロフォード。
俊足好打で守備も抜群、しかもまだ24才という若さ。
これからどこまで延びるか分からないその可能性は本当に楽しみだ。
しかしSFのリードオフを務めるランディ・ウインといい、デビルレイズは弱いながらも素晴らしい才能を生み出す宝庫。来年あたりタンパに行ってみたい気がしてきた。

快速強肩好打のクロフォード。弱小チームデビルレイズにいるからあまり取り上げられないが、本当に素晴らしい選手だ。大好きです。


9月23日(金) LAエンジェルス・オブ・アナハイム対タンパベイ・デビルレイズ@エンジェルス・スタジアム
〜豪快に見えてナイスガイ。

ブラディミール・ゲレーロ。
エンジェルスだけでなく、MLBを代表するスーパースター。
ダメもとを覚悟で取材を申込む。なんなくOK。
クラブハウスでの受け答えは紳士そのもの。撮影のお願いにも気軽に応じ、こちらのリクエストをすべてやってくれた。

「日本からもたくさんのファンレターをもらうんだ。返事は書けないから、日本のみんなによろしく伝えてくれ」。
見た目から恐いイメージがあったが、それは大きな誤解だった。
スーパースターの模範のような男は、これからもスゴイことをやってくれるだろう。

我々のリクエストに応えて満面の笑みで撮影させてくれたゲレーロ。普段は機嫌悪そうな顔をしているが、ようしゃべり、よく笑うナイスガイ。


9月22日(木) LAエンジェルス・オブ・アナハイム対テキサス・レンジャース@エンジェルス・スタジアム
〜いつも本当にありがとうございます。

LA(アナハイム)到着はpm7:30。
試合開始には間に合わなかったものの、何とか到着。

取材パスを受け取りにいくと、エンジェルス広報が心配していたようで「どうしたの? もう来ないのかと思った。何? SFから車で来たって? それは大変だったねえ。ゆっくりしていきなさい」という天使のようなお言葉。
それにしてもいつも感じるのはアメリカ球界のホスピタリティ(出迎え)の良さ。
困った様に見えればすぐに声をかけてくれるし、資料も山のように準備しておいてくれる。
記者クラブ優先で、そのスペースに少しでも近付けば、まるで“敵”のように追い払う我が国とは大違い。
どのようなメディアでも平等に大切にしてくれる姿勢には、本当、いつも感謝です。
そういえば、取材で毎日のように何度も球場へ足を運んだ時、「そんなに毎日、来る必要あるのか? タダで野球を見たいだけなんじゃないのか?」と某球団関係者に言われたことがありました。
これって、どうですか?

試合開始後に到着も温かいお迎えありがとうございました。いつ来てもここの球場は騒がしい(うるさい)。アーシャー(案内係)も騒がしい。


9月22日(木) 
番外編:グリズリーズ・スタジアム(フレスノ・グリズリーズ/3Aパシフィック・コースト・リーグ、ジャイアンツ傘下)
〜フットボール・フィールドへの模様替え。

今日はサンノゼからLAまで車での移動。
最短で行けば約6時間強で到着するが、ルート沿いにはいくつかマイナーチームがある。
途中、3ケ所ほど寄って撮影をおこなうことにする。

まずはサンノゼから車で約3時間かけ、フレスノのグリズリーズ・フィールドへ。
やはり3Aの球場はしっかりとした客席を備え、グッズショップも併設している。
この日、フィールドでは多くのスタッフが忙しそうに動き回っていた。
聞いてみると明日、23日(金)は、ここで地元高校のフットボールがおこなわれるそう。
見回してみると三塁側ベンチ前とセンター後方にゴールも立っていた。
日本でも「甲子園ボール」がおこなわれるが、こちらでも同じように球場を使用するのを初めて見た。
そういえばSFのSBCパークでも年末にフットボールをおこなうという告知をしていた。
その時は「まさか?」とは思って聞き流していたが、こういうことだったのかと納得。
グリズリーズHP:http://www.fresnogrizzlies.com/

ダウンタウンにある球場のレフト後方にビルが見える。ナイトゲームでは美しい風景なのだろう。 翌日にフットボールがおこなわれるため、ライトフェンスの前にゴールポストが立てられていた。
ヤシの木が植えられた外観。新しい球場はデザインに凝っていて見るだけで楽しくなる。


番外編:レクリエーション・パーク(ビサリア・オークス/1Aカリフォルニア・リーグ、ロッキーズ傘下)
〜これまで見た中で最も小さい球場。

次に車で約30分南下。
ビサリアという小さな町にあるレクリエーション・パークを訪れた。
名前からして自治体の持ち物であることは予想していたが、これ程までとは思わなかった。
球場事務所には誰もいなくて、鍵がかかっている。
看板には「次のホームゲームは2006年4月」と来年の告知。
外野横のトビラのみが開いており、地元チームがちょうど練習を開始するところだった。
照明塔の具合や、汚いスタンドから「ミニ川崎球場」というイメージ。
シーズン中はどれぐらい人が集まるのか見てみたい気がした。
オークスHP:http://web.minorleaguebaseball.com/index.jsp?sid=t516

小さな町にある1Aチーム。まさに想像通りのマイナーリーグ球場だった。フィールドのコンディションも見た通り。 スタンドの座席も古いもの。ボックスシートは全部で300席ぐらいか。
鍵がかかっていない球場は誰でも使えるようだ。地元の若者がジャージに着替えて、これからプレイするようだった。


番外編:サム・リン・ボールパーク(ベイカーズフィールド・ブレイズ/1Aカリフォルニア・リーグ、デビルレイズ傘下)
〜野茂英雄が初めて投げた球場。

さらに約40分ほど南下し、ベイカーズフィールドへ。ここまでくればLAはすぐだ。
ここは以前から1度は足を運びたい球場だった。
95年、野茂がドジャーズへ入団し、SFでの初登板に向け調整登板をおこなった記念すべき場所なのだ。
今はデビルレイズ傘下だが、当時はドジャーズ傘下。LAから約3時間かけ、野茂はここにやってきた。

やはり古く汚いが、かもしだす雰囲気はやはり独特。
球場の至る場所に選手のイラストが描かれ、その中にはもちろん野茂のものもある。
出迎えてくれた球団スタッフも丁寧で、最後に野茂が在籍した当時のカードセットまでお土産にくれた。

野茂がメジャーデビュー前に登板した球場。1Aのこんな古い球場で投げたのかと思うと、感動した。 シーズン終了後の今は、フェンスのラバーを取り外したり、補修工事を球団職員がおこなっていた。
球場壁面にはここでプレイしたメジャーリーガーの絵(手書き)が。その中にはもちろん野茂も。

「日本人メジャーのパイオニア」。
ひとくちで言うのはたやすいが、野茂はこの小さいフィールドからアメリカに挑戦を始めた。
やはり他の選手とは異なる思いをもって見てしまう。
今後の去就は分からない。
しかしこれからもずっとアメリカのマウンドに登る野茂を見ていたい。
ブレーズHP:http://web.minorleaguebaseball.com/index.jsp?sid=t423


9月21日(水)
番外編:MLS/サンノゼ・アースクェークス対シカゴ・ファイヤー@スパルタン・スタジアム
〜毎年高まるサッカー人気。

夜はMLSを取材。
サンノゼのチーム名はアースクェークス(=地震)。
いくらカリフォルニアでは地震があるといえ、ちょっとシャレにならないチーム名ではないか。
それにしてもMLSは変わったチーム名が多い。
ファイヤー(=シカゴの大火事)、LAギャラクシー(=宇宙人)…。うーん…。

スパルタン・スタジアムは古く、一部、仮設スタンドだが、32000人収容の比較的大きなスタジアム。
普段はサンノゼ州立大のフットボールが本拠地にしているそうだ。
今日はだいたい6割ぐらいの入りだが、他のスポーツと同じで盛り上がりには慣れている。
また毎年、時間があればMLSも見るようにしているのだが、以前はメキシコ系のファンが多かったが、今では純粋なアメリカ系のファンも増えてきた。
先日、アメリカ代表はワールドカップ・ドイツ大会出場を決めたが、ナショナルチームが強いと人気が出るのはどこも同じようだ。
日本代表とアメリカ代表がガチンコでやった試合は、最近ではシドニーオリンピックしかない。
フル代表での真剣勝負では、どちらが強いのだろうか?
システムとテクニックの日本、フィジカルのアメリカ。
純粋に楽しみである。

スパルタンスタジアムはとても古い造りであるが、傾斜も急でとても見やすいスタジアムだ。 様々な演出をおこなっていたが、この紙吹雪はスゴかった。
(MLSホームページ:http://web.mlsnet.com/index.jsp


9月21日(水)
番外編:ミュニシパル・スタジアム(サンノゼ・ジャイアンツ/1Aカリフォルニア・リーグ、ジャイアンツ傘下)
〜古く汚くともそこには野球への愛が。

A'sの試合後、オークランドから車で約40分かけサンノゼへ移動。
サンノゼはまさに“シリコンバレー”の中心部で、多くのIT関連企業があり、好景気の町。オークランドA'sのサンノゼ移転話もあるそうだが、今、現在も実はプロ球団がある。それが1Aのサンノゼ・ジャイアンツだ。

球場はダウンタウンの端、スポーツコンプレックスにある。となりはMLS、サンノゼ・アースクェークスの本拠地スパルタン・スタジアムだ。
ここはかなり古い球場だが、そこには「野球バカ」の愛が詰まっていた。
通路の壁面には手書きで過去のスター選手や、マイナー全チームのロゴマークが描かれており、しかもトイレの中までそうだ。
スタンドの椅子も古く快適とは言いがたいが、そのような状況下でもファンと野球を大切にする気持ちが伝わってくる。
要するに、気持ちとアイディア次第で、球場がどうだろうと何とかなるのだ。

誰もいないマイナーリーグ球場。牧歌的な雰囲気が流れていた。以前、この場所で西武ライオンズの若手は鍛え上げられた。 通路の壁面にはマイナー全球団のロゴマークが「手書き」で書かれていた。


9月21日(水) オークランドA's対ミネソタ・ツインズ@マカフィ・コロシアム
〜平日のディゲームだよね?

移動が控えていることもあり、今日はpm12:35開始のディゲーム。
日本ではこれだけでもまず考えられない。
しかしこの状況でも多くのファンが集まるのには驚かされる。
A'sはプレーオフへの正念場だが、それにしてもam10:00頃から多くのファンがゲートに集まり始めていた。
この人たちは一体、何はしているのでしょうか?
仕事は大丈夫なのでしょうか?
素朴な疑問を抱いてしまいました。
ちなみにこの日の観客は、3日間で最も多い数だったことも報告しておきます。

平日の昼間、打撃練習もないこの日はノンビリとした空気が流れていた。 平日の昼間だというのに多くのファンが集まった。この人たち、仕事は何をやているのでしょうか?


9月20日(火) オークランドA's対ミネソタ・ツインズ@マカフィ・コロシアム
〜YABUのファンになりました。

前日、オークランドに着いてすぐに薮恵壹にあいさつした。
取材の申込みをすると「ああ、Ballparkは知っていますよ。明日の練習前で良いですか?」という答だった。
ところが前日の9回に登板した薮は、いきなりホームランを打たれるなど、3失点。
試合には勝ったが、ふがいない投球だった。
スタンドからはブーイングが沸き上がり、交代時に拍手まで出ていた。

練習開始の1時間前から待つと、薮の通訳を務める福田さんがやってきた。
「すいません、今日の取材はNGで。今回の本は企画本なので、日本の事務所が企画書を見てからというのです。昨日の登板もありますし…」。
こちらとしては納得行かず、食い下がってみたがやはりダメだった。
正直、「何だよ!!」と思いなが、A'sクラブハウスで別の取材をしていると、薮本人がやってきた。
「山岡さん、本当にすみません。事情が事情なので、許してください」という本人直々の謝罪。深々と頭まで下げられ、これにはこちらも恐縮してしまった。

取材をおこなううえで、ドタキャンはよくあることだ。
SFではJTスノー(ジャイアンツ)に「今からフットボールを見るから忙しい」などという、とんでもない理由で取材拒否されている。
取材を受ける受けないは本人の自由なのだ。
しかし薮はそれを気にして、しっかりと事後のコミュニケーションまでとってくれた。
こういうことで見方を変えるのはメディアとしては失格かもしれない。
しかし人間がやることを人間が伝えるということでは、やはり感情移入してしまう。
今日から、僕は薮のファンになってしまった。
ぜひA'sにはプレーオフに進出してもらい、日本の他のメディアにも薮を取り上げてもらいたい。
がんばれ、YABU!!

薮の誠実な人柄に救われた。試合前、1人で黙々とトレーニングをおこなう。 日本人選手在籍ということで、「日本酒」がスポンサーに付いた「日本人選手成績」がスコアボードに流れた。


9月20日(火)
番外編:ラリーフィールド(サクラメント・リバーキャッツ/3Aパシフィック・コースト・リーグ、A's傘下)
〜3Aきっての強豪チーム。

午前中にSFから車で1時間半かけ、サクラメントへ行ってきた。
サクラメントのスポーツといえばNBAキングスやWNBAモナークスが有名だが、マイナーリーグにおいてこのチームは知名度が高い。
昨年まで2年連続のリーグチャンピオン。今年は惜しくもプレーオフで敗れたが、7月には3Aのオールスターがここで開催された。

川のほとりに造られたラリーフィールドは、14111人収容。
スコアボードはジャイアンツの本拠地SBCパークのようにセンター後方にそびえたっている。
現在、3Aチャンピオンシップ行われているが、もしかするとここでリバーキャッツの試合を見れたかもしれない。そう思うと残念でならない。
そう強く思いながら、我々はオークランドへの道を急いだ。

プレイオフ進出できなかっらリバーキャッツ。フィールド上のペイントも消され、どことなく寂しい雰囲気。 スコアボードがセンター後方にあり、どことなくSBCパークと似た感じ。
マイナーリーグでトップクラスの観客動員を誇る。スタンドの客席もメジャーに匹敵する造りだ。
(リバーキャッツ・ホームページ:http://www.rivercats.com/


9月19日(月) オークランドA's対ミネソタ・ツインズ@マカフィ・コロシアム
〜喋り出したら止まらない、サイ・ヤング投手。

ツインズといえばこの人。
昨年のサイ・ヤング投手、ヨハン・サンタナに取材。
ここのところ今イチ調子が上がらないということで、全体練習前にブルペンで修正練習を行った後に、時間を取ってくれた。
修正練習後、「生きる手本」を見守る若手にアドバイス。
熱が入り、我々が待っているのも忘れ、アドバイス、アドバイス。
10分ぐらい経ちようやく我々に気付いた。
「おぉ、すまん、すまん。ついつい話し込んでしまった。何でも聞いてくれ」。
こちらの質問にも話す、話す。
1つ質問すると2分ぐらいは喋ってくれた。
おかげで良い取材になりました。

ア・リーグ最高の投手と言えるサンタナ。近寄りがたいオーラを持っているが、話しだすととても気さくな人だ。 サンタナの技術を盗もうと若手は必死。サンタナもアドバイスを始めると止まらない。


9月18日(日)
番外編:NFL/オークランド・レイダーズ対KCチーフス@マカフィ・コロシアム
〜最高のエンターテインメントを満喫。

夜は「当日券がある」というのでオークランドでNFLを観戦。
レイダースの地元開幕戦ということで、当日券も飛ぶように売れ、スタンドはほとんど満員。しかも野球のA's時には使用しないセンター後方席まで埋まっていた。

現在、アメリカで一番の人気を誇ると言われるNFL。その評判は嘘ではなかった。
ハイウェイはスタジアムの3つぐらい前の出口から渋滞。
スタジアム周辺の駐車場は駐車パスを持っているファンだけの優先ですでに埋まり、徒歩15分ぐらいのところへ回された。
駐車場ではほとんどのファンが車の後部ドアを開け、テイル・ゲイト・パーティを行っている。
スタジアム内は大騒ぎ。ゴール裏に陣取った「Black Hole」という団体は練習時から球場のカベを叩き続け、叫ぶ。
レギュラーシーズンなのに国歌斉唱時には、上空にはブルーインパルスの編隊が飛んだ。

普段、ベースボールで使われているスタジアムがフットボール仕様になっていた。球場外はフットボール渋滞もできており、A'sの試合では考えられないぐらい。 レイダース・ファンは熱くて有名。こんな人ばかりいました。
(レイダース・ホームページ:http://www.raiders.com/home/

試合は惜しくも23-17でレイダースが敗れた。
しかし球場演出で楽しめ、ファンが各自でも楽しむ。
負け試合で誰もが悔しいながらも、笑いながら家路についていたのは当然だろう。
最安値でも50ドルを超える高額チケットだが、その元は十分にとれる。
競技が違うのですべてを真似することはないが、この10分の1でも日本球界は取り入れるべきだ。
Jリーグ発足前に当時の川淵三郎チアマン(現日本サッカー協会会長)は欧州サッカーだけでなく、MLBやNFL、NBA、NHLなどアメリカ四大スポーツを視察し、システムの良い部分を取り入れたという。
先日、ようやくNPB主催でMLB視察が各球団担当者で行われたらしい。
ようやく、という感じもしないではないが、そういう試みは継続し、またJリーグのように「良いものはどんどん取り入れる」という柔軟な姿勢を常に持って欲しい。
なぜか最近は、昨年の球界再編騒動が忘れられているような気もする。
誰もが危機感を持たないと、昨年の二の舞いになりかねない。


9月18日(日) SFジャイアンツ対LAドジャーズ@SBCパーク
〜ビスケールが守備の極意を伝授。

今回は年末発売のBallpark別冊「メジャーリーガーの技術」(仮/成美堂出版)の取材。
守備の話はこの人に、ということで今年からジャイアンツへ移籍したオマー・ビスケールをつかまえた。
バッティング練習終了後、ダグアウト裏で丁寧に教えてくれた。
流れる汗もそのままに、最後には身ぶり手ぶりも交え、自らモデルになって撮影させてくれました。
現在ショートの守備ではメジャー最高、とも言える技術を感じてください。
なお、発売日など詳細が決まれば、このサイトで報告いたします。

試合前に話を聞いたビスケールはファンに大人気。長い時間サインをしてました。

ちなみにこの日の球場では2人のスペシャル・ゲストを発見。
1人はプロレスラーのミック・フォーリー(来日時名:カクタス・ジャック)。
WEWでも活躍し、以前、川崎球場で行われたIWAジャパンではデズマッチ王にも輝いた。その大会を現地で見た僕としては大変な感動を覚えた。今日はボランティアの一環として、ジャイアンツ・ベンチを訪れていたようだ。

ミック・フォーリーは英雄級の扱い。気さくにサインにも応える。

そしてもう1人は、ライブドアの堀江社長。
試合開始直前にスタンド通路ですれ違いました。もちろん「噂の彼女」も一緒。「衆議院選挙が終わってバカンスでも…」という感じでしょうか(違ったらすいません)。ジャイアンツJKを身にまとい、楽しんでいらっしゃいました。
日本野球界を救ってくれないのでしょうか…。

「Beat LA」Tシャツは球場ショップで売られていました。


9月17日(土) SFジャイアンツ対LAドジャーズ@SBCパーク
〜因縁の対決に大騒ぎ。

いやあ、スタンドが熱い、うるさい。
SFとLAの西海岸因縁対決は予想していた以上の盛り上がり。
昨年、サンディエゴでのパドレス対ドジャーズ戦は盛り上がると書いたが(取材日記/アメリカ取材2004年9月)、そんなものではなかった。
ドジャーズ・ファンも数多く詰め掛けたが、入場ゲートをくぐると周囲から「Go Home Dodgers!!(ドジャーズは家へ帰れ!!)」のコール。それに対してドジャーズ・ファンも「Let's Go Dodgers!!」。試合前からスタンド通路はかなり大変なことになっていました。
試合中もドジャーズ・ファンが「Dodgers!!」と言うと、すぐさまジャイアンツ・ファンが「Suck!!(くそったれ)!!」。
いつケンカが起こるのかヒヤヒヤしていたが、そこはみんなが“お約束”で楽しんでいる。日本でやったらまずは大乱闘でしょ。こういう部分は見習いたいねえ。球場ではすべてを楽しまなくちゃ。
試合も2-1の接戦でジャイアンツ勝利。最後まで大騒ぎの一日でした。

SBCパークに来ました。とても美しい球場です。ここは日本と同じでスコアボードがセンターの真後ろにある、最近の造りでは珍しいタイプ。 SBCパークのライト後方は湾になっている。ボンズの「スプラッシュヒット」を狙い、試合前から多くのボートが。
合い言葉は「Beat LA!!(LA倒せ)」。スコアボードにまで流すとは徹底している。 やはりジャイアンツはボンズのチーム。他の場所ではブーイングの嵐でも、ここではスタンディングオベーション。


9月16日(金) テキサス・レンジャーズ対シアトル・マリナーズ@アメリクエスト・フィールド・アト・アーリントン
〜突然の日本語。

試合前にカメラマン席で打ち合わせをしていると、突然、流暢な日本語。
「この紙をスタンドのファンに渡してくれ」。
「誰だ?」と思い振り返るとそこにはアルフォンゾ・ソリアーノ。
「ありがとう。日本から来たのかい? 以前はもっと上手に喋れたんだけどね…」。
MLBを代表する二塁手。広島カープ時代に覚えたという日本語は、日本人と変わらないぐらい上手でした。

今ではメジャーきっての強打者ソリアーノ。彼が日本でプレイしていたのも、かなり昔になってしまった。日本で勉強したことが、現在のプレイの元となっているそうだ。


9月15日(木) テキサス・レンジャーズ対シアトル・マリナーズ@アメリクエスト・フィールド・アト・アーリントン
〜野茂がオールスターで投げた球場へ。

朝一からロングドライブ。
ヒューストンから約5時間かけてダラスへ到着。
ここダラスはJ.F.ケネディ元大統領が暗殺された場所として有名だが、それ以上に95年のMLBオールスターで野茂英雄が先発した球場がある。(正確にはダラスから西へ10分程行った、アーリントンだが)
とにかくここの球場は大きい。
球場内へは地下通路から入るのだが、その通路も通常の球場の約2倍近くある。
「大きいことはすばらしい」の概念があるというテキサスらしさが漂っている。

レンジャースの対戦相手はマリナーズ。イチローと長谷川滋利が在籍する。
かつて野茂がオールスターに出場した場所で見る日本人選手。
MLB取材においてこれまであまり感じたことのない「日本人」の誇りみたいなものを少なからず感じた。
脳裏には試合前に子供たちをハイタッチで迎える野茂の姿があった。

野茂がオールスターで先発したアーリントン。試合前はまさに「サンダーストーム」というぐらいの大雨だったが、プレイボール直前にはカラッと晴れ渡った。 テキアスの英雄はやはりこの人。バックスクリーン裏にはノーラン・ライアン氏の銅像が。
レンジャースにホームランが出るたび、外野席上方部分から花火が上がる。やはりテキサス、スケールが大きい。


9月14日(水) ヒューストン・アストロズ対フロリダ・マーリンズ@ミニッツメイド・パーク
〜逆境に負けない鉄の意志。

この日、午前中からヒューストンのメディアは騒がしかった。
先発予定ロジャー・クレメンスの母親が亡くなった。
「果たしてこの日の先発は予定通りなのか?」。
そんな声が多かったが、クレメンスはマウンドに登った。

試合前のブルペンから何か違う空気が漂っていた。
序盤に1点をとられるも、その後は安定した投球。
7回途中で降板も、勝ち投手となった。
クレメンスの魅力は実績(数字)はもちろんだが、それ以上に「彼自身の生き方に、我々の人生を投影できる部分にある」と感じた。
成績のすばらしさは彼が引退した後でも論じることはできる。
だが、彼と同じ時代に生きた“野球バカ”の一人として、自分自身とリンクしてみたいのだ。
男として、「プロ野球選手」という社会人として、どんな逆境にも立ち向かって行く。その姿勢が感動を呼ぶ。

試合終了後、球場のビジョンではクレメンス母子のこれまでの歩みが流された。
2人は財団を設立し、ボランティアに励んでいたそうだ。
故人に対する敬意を、すぐに形にできるアストロズ球団にも感心させられた。

実の母が亡くなったこの日も、ロケットはマウンドに上がった。いつにも増して気迫が前面に現れていた。 7回の降板時、スタンドからは雷のようなスタンディングオベーションが送られた。心なしか涙ぐんでいたように見えたのは気のせいか…。


9月13日(火) ヒューストン・アストロズ対フロリダ・マーリンズ@ミニッツメイド・パーク
〜サイ・ヤング間違いなしの変則投手。

朝一の飛行機でヒューストンへ。
いやあ、暑いし眠いです。

ミニッツメイド・パークへは初上陸。
イメージ的にはセーフコフィールド(シアトル)と同じ。
前日からアストロズとマーリンズとのワイルドカードをかけた天王山が行われていることもあり、多くのメディアがいる。
試合前にマーリンズのドントレス「Dトレイン」ウイリスに取材。
技術的なことを中心に20分近いロングインタビューだったが、1つ1つの質問に分かりやすく、しかも明るく答えてくれた。
それにしてもマーリンズのクラブハウスは豪華絢爛。
ミゲル・カブレラ、カルロス・デルガド、ジャフ・コナイン、マイク・ロウエル…
いるだけで緊張してしまうぐらいでした。

試合は4-2でマーリンズ勝利。
ここ一番での強さはさすがです。
明日はいよいよ「ロケット」クレメンスが登板。楽しみです。

試合前に大物と遭遇しました。
「日本のメディア? NHK?」という詳しい質問をしてくる男は、田口壮(カージナルス)やアレックス・カブレラ(ライオンズ)のエージェントを務めるアラン・ニーロ氏。
「田口は良いねえ、契約が楽しみだよ」から始まり、カブレラの来シーズンのことなど、ここでは書けないことまで語ってくれました。
シーズンオフ、カブレラの去就が決まってから、ここでの話を書きたいと思います。
お楽しみに。

初めて訪れたミニュッツメイドパーク。以前、アストロドームは行ったがその時、ここは工事中だった。センターのバンク(丘)や、フィールド内の国旗掲揚ポール、そしてレフトの機関車。面白い球場だ。 この日、始球式をおこなったのはヒューストンということで(近くにNASAがある)スペースシャトルのクルーたち。その中には7月にディスカバリーに乗った野口聡一さんもいた。


9月12日(月) シカゴ・カブス対シンシナティ・レッズ@リグレーフィールド
〜グリフィー取材敢行。

レッズ戦のこの日、やはりお目当てはグリフィーだ。
少し前に足を再び故障したグリフィーが遠征にきているかも不安だった。
クラブハウスで張り出してある試合メンバー表を見ていると横に1人の大男が。
「誰だ?」と思い横を見るとグリフィーだった。
「Hello!」と言うと「こんにちは」の答え。
ほんの少しの出来事だったが、我々世代にとってグリフィーはいまだにスーパースター。うれしい瞬間だった。

その後、他の記者に取材を受けるグリフィーを10分ほど待つ。終わるとグリフィーが指で」「こっちへ来い」のサイン。
こちらの質問に誠実に答えてくれた。
最後にBallpark Time!ファンにメッセージをもらった。

「ここ数年はケガが多く、ストレスの多いシーズンです。でも日本のファンからは今でもたくさんの声援をいただきうれしい限りです。またいつかMLBオールスターメンバーとして日本に行きたいと思います。その時はぜひ、応援してください。Ballpark Time!」

やはりここは素晴らしい。何度来てもうれしくなり、牧歌的気分になれるリグレーフィールド。9月の風になびくツタの葉が素敵でした。 リグレーフィールドの外野スタンドの前には、フィールドに向けてフェンスが張ってある。そこに乗ったホームランボールの激しい奪い合いは見ていて面白い。


9月11日(日) 独立/ゲイリー・レイルキャッツ対セントポール・セインツ@USスティールヤード(フロンティア・リーグ/南地区チャンピオンシップ)
〜歓喜のシャンパン・ファイト。

フィロンティア・リーグのプレーオフ、南地区チャンピオンシップがちょうど行われていた。
シカゴから東へ約40分。州をまたいだインディアナ州ゲイリーへ向かう。
以前、Ballpark Time!で取材したジョリエット・ジャックハマーズやショーンバーグ・フライヤーズと同地区を勝ち抜いたのは、レイルキャッツとセインツ。
ベストオブ5(5戦3勝勝つ抜け)のシリーズは2勝2敗のタイで、最終戦を迎えた。
日曜日のディゲーム、前日に急遽、決定した試合に集まったのはわずかだった。
しかし、スタンドは初回から大変な盛り上がりで、ホームのレイルキャッツ
が9-6で勝利。見事、南地区優勝を決めた。

もちろん試合後にはクラブハウスでのシャンパン・ファイト。
誰彼構わずシャンパンを浴びせる選手たち。
カメラマンは頭からシャンパンを浴び、2人で酒臭いまま車でホテルへ帰りました。

レイルキャッツの本拠地USスティールヤードはビジョンもついた立派な球場。優勝が決まるこの日は約6割ぐらいの客入りだった。
(レイルキャッツ・ホームページ:http://www.railcatsbaseball.com/
見事、フロンティア・リーグ南地区チャンピオンとなったレイルッキャッツ。マウンド上に集まり大騒ぎが始まった。それにしても喜び方が半端ではない。
クラブハウスではシャンパンファイトがスタート。地元メディアやシーズンチケットホルダーも巻き込んでのファイト。シャンパンの香りだけで酔いそうだった。


9月10日(土) ミルウォーキー・ブリュワーズ対ヒューストン・アストロズ@ミラーパーク
〜完全復活、いやニュー大家?

ミルウォーキーでは大家友和が先発、しかも相手はアンディ・ペティット。
これは見逃せない、ということでシカゴの試合を1時間で早退しミルウォーキーへ。
シカゴからミルウォーキーは車で約2時間弱。
ソックス戦がpm0:20、ブリュワーズ戦がpm6:05開始だから間に合う計算だ。

試合前、ブルペンで投げる大家を2階席から見下ろしてみる。
外角低めへのフォーシームが寸分の狂いもなく決まる。
対して2シームとカッターの制球が定まらない。
そのあたりに注目して試合を見た。

初回からヒットを打たれるが、それはほとんどカッター。
4シームの割合が少なく、変化球の割合が以上に多かった。
試合後、その辺を本人に聞いてみた。
「4シームは走ってましたね。でも今日の場合、サインに首を振るとそれが変化球だとバレルような状態だったと思います。いろいろなサインを組み合わせてクビを振ってまた同じサイン、みたいなことをこっちの捕手はあまりしませんから…」。
3回途中で5失点。しかし結果で測れない部分に野球のおもしろさはある。

「8月ぐらいから、より力強く投げれるようになりました。自分でもこれからが楽しみなんですよ。次はもっと弱い相手に投げる時に来てください(爆笑)」。
二ケタを挙げる活躍で忘れがちだが、考えてみれば手術をしたのは昨年の話。
それを考えると、この男の回復力はすごいと思う。
本人も語っていたが、これからの更なる成長をみせてくれるだろう。
「次は京都の自主トレですね」。
我々は笑顔で握手をかわし別れた。
負け試合だったが、シカゴまでの車中はとても良い気分だった。
9月11日。球場の星条旗と球団旗は「半旗」にされていた。この銅像は球場建設時にクレーンが倒壊して亡くなった方々の記念碑である。 またまたミルウォーキーに戻ってきました。6月に離れる時にはしばらく来ないのではと思ったのに…。このホットドックレースを見ると、ミルウォーキーにいる気がします。ちなみに野茂英雄もブリュワーズ時代、中に入って走ったことがあるそうです。
本来の大家が戻って来た。利き腕の骨折からこんなに早く復帰できるとは、スゴイとしか言葉が見つからない。これからもっと良くなるだろう。


9月10日(土) シカゴ・ホワイトソックス対LAエンジェルス・オブ・アナハイム@USセルラーフィールド
〜人当たりの良い好青年、井口資仁。

ソックス躍進の1つに上げられるのが井口の活躍。
セカンドのポジションをしっかりとものにし、ファンからも大きな声援を送られている。
01年にインタビューしたことがあるが、その時の印象は「質問にしっかり考えて答えてくれる」だった。

試合前のクラブハウスであいさつし、写真撮影をお願いすると快くOK。
Tシャツでくつろいでいたのに「ユニフォームも着ましょうか?」というサービスまで。
周囲に気を使うその性格も、活躍の理由の1つの気がした。
試合前に井口に頼んで写真を撮影させてもらった。忙しい時間にも関わらず、丁寧親切に協力してくれた。Ballpark別冊「トッププレイヤーの技術」を渡すと食い入るように読んでくれていてうれしかった。 この日はアイリッシュの日「セントパトリックディ」まで半年ということで、緑のジャージを使用。ヘルメットまで緑にするとは驚いた。


9月9日(金) シカゴ・ホワイトソックス対LAエンジェルス・オブ・アナハイム@USセルラーフィールド
〜初日から熱い延長戦。

今日からアメリカ取材スタート。
昼過ぎにシカゴ到着後、ホテルでシャワーを浴び、早速USセルラーフィールドへ向かう。
03年のオールスター以来の球場。レフトスタンド後方に子供用フィールドができているなど、マイナーチェンジが行われていた。

ア・リーグ中地区ダントツ首位のソックスと、ワイルドカードを争うエンジェルスの戦いは延長戦へ。
時差ボケで睡魔と戦いながら熱戦を見守った。
再三のチャンスをものにできないソックスに対し、エンジェルスは確実に得点し逃げ切った。

気になったのは試合中に再三かかる「Let's GO SOX」という歌。
メロディーからしてかなり古い歌のよう。
日本では球団歌や応援歌を作るのが当たり前だが、アメリカで聞いたのは初めてだった。

現在DL(故障者リスト)入りしているが、存在感抜群のフランク・トーマス。太い腕、厚い胸板は今も変わらず。選手で一番サインをねだられていた。 レフトスタンド後方コンコースに子供用のティボール・フィールドができており、試合中でも遊べるようになっていた。この球場は訪れるたびにリニューアルされている。
試合前イベントでは空からパラシュートが降りて来てフィールド上に着陸。アントニオ猪木が国立競技場でやったのを思い出した。