Ballpark Time!編集長・山岡則夫が取材時に見た、聞いた、感じたことをノンビリと日記形式で書きつづります。

2010 1〜3月 4〜6月 7月〜
2009 1〜3月 4〜6月 7〜9月 10〜12月
2008 1〜3月 4〜6月 7〜9月 10〜12月
2007 2〜6月 6〜10月 10〜12月
2006 1〜2月 3〜4月 4〜9月 9〜12月
2005 1〜8月 10〜12月
2004 9〜12月

※6/3-6/24(2008年)「アメリカ取材日記Vol.9」はこちらをクリック!


12月28日(月) Thought〜2009年を振り返って。

今年、最後の取材日記更新になります。
大晦日までは数日、残っていますが、2009年をちょこっと振り返ってみたいと思います。

1月
〜レッドソックス松坂大輔インタビュー。
100億円の男(もう旧いっすか)に04年以来のインタビュー。誠実な人柄、野球への熱さは変わらず。
2月
〜ジャイアンツ・キャンプ。
「Ballparkジャイアンツの技」(成美堂出版)取材のため、宮崎キャンプに4日間滞在。坂本、亀井の自信に満ちた受け答えに大ブレイクの予感。
3月
〜イーグルス野村克也監督インタビュー。
ある企画のインタビュアーで久米島へ。とってもチャーミングな74歳に惹き付けられた。
〜WBC2連覇。
やっぱりこれしかないでしょう。優勝の瞬間、神宮球場のオープン戦が一瞬、中断したことが印象に残っている。
4月
〜開幕戦は東京ドーム。
ジャイアンツ本のこともあり、今年はこれまでで最も東京ドームに足を運んだ1年になった。(30試合ぐらいは行ったかな)
5月
〜球場取材で様々は出会い。
毎日、どこかの球場へ足を運んでいた時期。始球式などで多くの有名人を見る。そういえばファームにも結構、行ったな。
6月
〜初めてのフェンウェイパーク取材。
プライベートで行って以来、10年ぶり。伝統あるたたずまいは変わらなかったが、リノベーションでずいぶん席が増えていた。
〜ボルチモア近郊で事故。
深夜ワシントンDCからNYCへ向かう途中。渋滞で停車しているところに後部から追突され車はおじゃん。ケガがなくて本当、良かった。その後の代車手配など、タフな1日だった。
〜多くの人との別れ。
野球とは直接関係ないが、マイケル・ジャクソンさんやプロレスラー・三沢光晴さんの死。アメリカで訃報を聞きしばらく言葉が出なかった。
7月
〜ああ、ノーヒッター。
札幌でのFvsM。ファイターズ多田野数人が9回二死までノーヒッター。しかし、最後の最後で安打を許す。このパターン、生涯で2度目。
8月
〜インタビュー月間。
ドラゴンズ森野、マリーンズ井口、渡辺俊介、ファイターズ稲葉など、球界を代表する選手たちに話を聞く。常に刺激を受け続けた月だったなあ。
9月
〜Gunちゃんの復帰に立ち会う。
デトロイトでレイズ岩村の故障明けの試合に偶然立ち会う。当日、メジャー復帰が決まったということで日本メディアはN社とうちの2社のみ。「たまたま近くにいたんやろう」とGunちゃんからの突っ込みを受ける。
〜ジャイアンツ優勝。
しかし強かった。バランスが抜群に良い戦力でセ・リーグを独走。原監督の立ち姿にもオーラを感じるようになった。
10月
〜ボビーとの別れ。
マリーンズ・バレンタイン監督の最後は何としても見たかった。05年の優勝時、イーグルスに26-0で勝ったマリーンズだが、たった5年で立場が逆転した。
〜イーグルスの月。
良くも悪くも10月はイーグルスが目立った。CS出場、そして監督問題。プロは注目を集めてなんぼ、だからなあ。
11月
〜FC東京ナビスコ・カップ優勝。
野球とは関係ないが、わが軍が久しぶりにタイトルを獲った。秋晴れの国立競技場の風景が今でも目に浮かぶ。ビールが美味しかった。
〜ジャイアンツ日本一。
1年間、見続けて来たが、まったく危なげなかった。個人的なMVPは#44大道。彼の勝負強さ、明るさがどれだけ力になったか。確か4月はファーム暮らしだったんだよなあ。
〜松井秀喜、ワールドシリーズMVP。
この人が活躍するとみんなが笑顔になれる気がする。故障もあってWBCを辞退。その借りをしっかり返してくれた。おめでとう、ゴジ!!
12月
〜そして、いろいろあります。
松井のエンゼルス移籍や新入団選手など、各チームいろいろ動きがありました。僕の方は1ヶ月に2回もLAに行ったりと、いつもとは違う「師走」となった。

取材日記やダイアリーを見返しながら書いてます。
あっという間の1年でしたが、「よくぞここまで…」と思うぐらいいろいろあった年でしたね。
おかげさまで弊社イニングスは、2010年をもち会社設立から10年を迎えます。
これも皆さんの支えがあったからこそ、と本気で思っています。
「感謝」の気持ちでいっぱいです。
小さな会社ですが、少しでも野球ファン、そして野球をプレイする人たちの力になることができれば、と改めて思っております。
来る2010年シーズンも皆さんにとって良いシーズンであることを祈っております。
それでは皆さん、
See You Next Year!!〜良いお年を。
(次回の取材日記更新は1月8日頃を予定しております)

今年も本当にありがとうございました。10年目の2010年もよろしくお願いします。


12月23日(水) 新日本プロレス@後楽園ホール
〜正直、微妙な大会。

取材後は後楽園ホールへ。
昨日、今日の2日間は、通常の興行と異なり、各団体のJr.ヘビー級選手を集めたトーナメント「第5回スーパーJカップ」。
5年ぶりの開催。しかもこれまでとんでもない盛り上がりを見せて来た大会。
楽しみにしていたのだが(実は2日間とも来ました…)が正直、微妙だった。
確かに多くの団体が参加し、ネームバリューある選手は集まった。
しかし…、どことなく噛み合わず、「説得力」のない試合が多かった。
サブタイトルが「翔んで、魅せろ」だったのに、あまり空中戦もなく…。
まあ、華やかさはあったが、それだけだったなあ。

優勝賞金500万円。規模も大きく派手な大会だったが…。


12月23日(水) ファイターズ吉井理人コーチ野球教室@立教小学校
〜硬式ボールへの挑戦。

帰国して社会復帰しております。
休日の今日は池袋の立教小学校で吉井さんの野球教室。
吉井さんが立ち上げたボーイズリーグ・豊島ボーイズエストレーヤスが協力。主に小学6年生を対象にした硬式野球への入門編だ。
http://toshimaboys-estrellas.jp/

間違った腕の使い方で投げると確実に故障につながる。
硬式ボールを投げる際の「基本のき」から始まった。
子供たちも次第に硬式球に慣れ始め、投球フォームが一気に変わったのには驚いた。

先日のLA以来、ゆっくり話す機会に恵まれた。
吉井さんもLAではノンビリできたそうで安心。
ところで吉井さんは伊良部秀樹さんのことを「伊良部人」と呼ぶ。
「伊良部って今まで出会ったことのないタイプ。野球にも人並み以上に熱いし普段はホンマ、オモロい。だから日本人でもアメリカ人でもない、唯一の人種。だからイラブ人や」。
吉井さんのネーミングもオモロいと思うが…。

1人1人しっかりと観察し適切なアドバイスを送っていた吉井さん。


12月17日(木) Thought:エンゼルス松井秀喜が誕生。

帰国前日夜のスポーツニュースで「松井がエンゼルスと合意に達した」とトップニュースで扱っていた。
帰国したらほとんどの新聞が一面扱い。
やはりこの人の注目度が抜群であった。

松井は良い選択をしたと思う。
エンゼルスは本当に良いチーム。
チーム、球場内とも雰囲気は明るく、まさに「カリフォルニア」を感じさせる。
多国籍チームでもあり、とけ込むにも時間はかからないだろう。
ア・リーグ西地区では抜群の強さを誇りプレーオフにも近い。
我々メディアからしても西海岸は行きやすいので助かる。
まさに良いことづくめだ(笑)。


12月15日(火) PAC10:UCLAブルーインズvsニューメキシコ・ステイト・アジーズ
@ポーリー・パビリオン
〜復活を目指す伝統チーム。

遊んでいる訳じゃないです。
クリスマス・シーズンということでエア・チケットが16日のしか取れなかったのです。
皆さん、くれぐれも誤解のないように。
ということで、最終日は昼間、観光スポットを散策し夜はUCLAへ。

誰もが1度は耳にしたことのあるカリフォルニア大ロサンゼルス校。
http://ja.wikipedia.org/wiki/UCLA
02年にベースボール・チームの取材をして以来、久しぶりにキャンパスへ。
気温こそやや低いものの、日差しの強さと明るい学生たちの様子。
そこにはまさに映画やドラマのような世界があった。
ティップ・オフの2時間前から、うろうろしていると地元のファンがどんどん集まって来た。(オールド・ファンの多さに驚いた)

試合は100-68の圧勝。
伝統のブルーインズ。(10回の全米制覇って凄くないですか。しかもクリッパーズ#1バロン・デービスの出身校)
今期はランキング外ということで空席が目立ったが、良い雰囲気を体感。
老朽化したパビリオンも2012年にはリノベーションするということで、その時までに復活を目指すそうだ。
3年後にまた来てみたくなった。

ということで本業以外はバスケットボールの話題が多くなった今回。
久しぶりに1人での渡米。不安もあったし、いろいろと考えることもできた。
17日には社会復帰しますが、たくさんの刺激、元気を受けることができ充実した旅となりました。

伝統のUCLA。アリーナは古かったが、その分伝統を感じさせるものだった。


12月14日(月) NBA:LAクリッパーズvsワシントン・ウィザーズ@ステープルズ・センター
〜これってミラクルかいな。

対談で大満足の後は、またまたクリッパーズ戦へ。
(何かクリッパーズの番記者みたいで…。どれだけ好きやねん?)

今日の相手は東カンファレンス・サウスイースト地区で最下位のウィザーズ。
「もしかして勝てるかも…」という淡い期待を抱きつつ会場へ。
しかし前半は今日もひどかった。
一時は10点以上離された。
「また、ダメっすか」と思い3Q途中にビールを買いに行くと、何やら雰囲気が変わった。
どんどん追い付き逆転。
最後はヒヤヒヤな場面の連続だったが97-95で何とか逃げ切った。
3試合も見ると「情」も出て来る。
これからも僕はクリッパーズを応援しまっせ。(今日1日、吉井さんの関西弁が頭から離れない)

ついにクリッパーズが勝った。会場外では生中継でこの模様を伝えていた。


12月14日(月) 伊良部秀輝、吉井理人対談@LA
〜熱い話から書けない話まで。
http://yoshii.lockerroom.jp/

百戦錬磨の2人の対談を仕切る。これってめちゃくちゃプレッシャー。
そろそろ時差ぼけも治る頃なのに朝6時ぐらいに目が覚める。
緊張のままハンドルを握り指定場所へ向かった。

予定時間の20分前に吉井さんが到着。
共通の知人も多く、その話で緊張がほぐれ始めたところに伊良部さん到着。
この2人が会うのも5年ぶりぐらいということで、対談はのっけから大盛り上がり。
心配は杞憂に終わり4時間近く語り続けてくれた。
本当はすべてをお伝えしたいが、書けないことも多く…。
1人で録音を聞きながら大爆笑したいと思います。(内容を知りたい方は個人的に連絡ください)

仲の良い2人の対談はとにかく盛り上がった。全部を聞かせてあげたいが…、ちょっと無理っす。


12月13日(日) NBA:LAクリッパーズvsサンアントニオ・スパーズ@ステープルズ・センター
〜弱すぎですわ。

伊良部さんと吉井さんの対談は明日14日の月曜日。
それまではできるだけ楽しみます。(すんません…)
ということで今晩はNBAへ。
残念ながら今回もレイカーズは遠征中ということで、クリッパーズ戦。
西カンファレンス・サウスウエスト地区2位の強豪スパーズ相手なので、苦戦は予想できたがひどかった。
一時は30点差を付けられ、終わってみれば115対90。
これって何の試合ってぐらい、しらけたムードでしたとさ。

バスケで90-115ってどれだけ弱いんだよ。


12月12日(土) NHL:LAキングスvsダラス・スターズ@ステープルズ・センター
〜This is LA。

1週間経って、またまたロサンゼルスに来ております。
「豪遊しているなあ」とお思いの関係者各位の皆様、決して遊んでいるのではありません。
伊良部秀輝さん企画の一環で、ファイターズ吉井理人コーチとの対談があるからです。
ところが今はホリディ・シーズンど真ん中。
エアチケットがまったく取れず、しょうがなく今日から4日間のスティになってしまったという訳です。
仕事も持って来ましたし…、とはいえ、せっかくなので楽しみます。

ホテルで休み、仕事を軽くこなした後、夜はステープルズ・センターでアイスホッケー。
前回、見ることができなかったキングス戦ということで楽しみにしていた。
やっぱりレギュラー・シーズンのゲームは、以前見たプレ・シーズンとまったく異なった。
選手の士気はもちろん、演出のド派手さに驚かされる。
氷上をスクリーンにして映像を流すアイディア、映像のクオリティなど、まさにLA。ハリウッドを感じさせてくれた。
(先日のアナハイムは陳腐に感じるぐらい…すみません)

試合はオーバータイムの熱戦。
初めて見たシュートアウトもサッカーのPK戦とは違った面白さがあった。
ホテル近くのリトル東京で軽く日本食を食べ、意識を失うように眠りに付いた初日だった。


とにかく演出の豪華さに驚かされた。しかも席は実況ブースの真上という見やすさ。 初めて見たシュートアウトは新鮮だった。


12月10日(木) Thought:タイガース#53赤星引退。
http://www.sponichi.co.jp/baseball/flash/KFullFlash20091209065.html

当たり前に目の前にある野球。
赤星はそれを命懸け(文字通り)でプレイしていた。
「プレイ」とは本来「遊ぶ、楽しむ」という意味。
軽率なことは言えないが、「プレイ」できないならば、仕事とはいえフィールドに立つには厳しいのかなあ。

気が強く、よくファンとも言い争いをした。
http://www.youtube.com/watch?v=M7d7MH1yHgw
小さい身体でタイガースを引っ張れたのは、技術ももちろんだが、際立ったメンタルの強さだったと思う。
誰よりも負けず嫌いの赤星が引退を「決意」したのならば、それは本人にとって最も正しい「選択」だったのではないだろうか。
とにかく、お疲れさまでした。


12月6日(日) TV:「日本サッカー再生計画 清水から世界へ!スペトレ軍団の挑戦」
http://wwwz.fujitv.co.jp/b_hp/091206foot/index.html#onair
〜指導者の大切さ。

日曜深夜、何となく見ていたら引き込まれた。
「指導者の本気の姿勢が選手を動かすんです」。
元サッカー日本代表、現筑波大学サッカー部監督の風間八宏氏。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A2%A8%E9%96%93%E5%85%AB%E5%AE%8F
熱く語る言葉のすべてが重かった。

「下半身を使え、って言っても指導者によって意味が異なってくる。それでは選手も迷ってしまう。その辺りの統一も必要だと思うんですよ」。
先日、伊良部秀輝さんも語っていた指導者の問題。
サッカー界は監督のライセンス制を導入し、指導者の育成にも本気で取り組んでいる。
野球界も見習うべき部分だろう。


12月2日(水) NBA:LAクリッパーズvsヒューストン・ロケッツ
@ステープルズ・センター
〜可能性を感じさせるチーム。

取材がなくなった最終日は夜クリッパーズ戦へ。
本当は昨日ならレイカーズが観れたので正直、迷った。
「レイカーズは観たい。でもバスケット2日よりホッケーも観たい。でもレイカーズだからなあ…」
初日、カメラマン共々迷う気持ちをクリアーにすることがあった。
我々の滞在ホテルの目の前がクリッパーズの練習場だったのだ。
「これは天のお告げ。きっと良いことあるよ」
と言うことでレイカーズ戦を我慢した。

スコアは102-85。
やっぱりロケッツは強かった。
「T-MAC」ことトレイシー・マクグレディは本物だった。
しかし…、クリッパーズは想像以上に面白かった。
3クォーターまでは76-72の接戦。
#1バロン・デービスの強さとしなやかさには感動した。
#23マーカス・キャンビーの独特のシュート・フォームはあのままだった。
若手のタレントも豊富なので、面白いチームだと思う。
今日はチケット代金が「安い」と思える試合だった。

時差ボケが治る間もなく、明日の朝一番で帰国します。


ステープルスセンターの周囲が様変わり。たくさんのシアターやレストランができていた。今日はグラミー賞のライブもあり賑わっていた。 クリッパーズは可能性を感じさせてくれた。目の前のロケッツ・ファンは常にスタンディングで喜ぶ。そのたびに「Sit Down!!(座れ)」とヤジられていた。


12月1日(火) NHL:アナハイム・ダックスvsLAキングス@ホンダ・センター
〜やっぱり負けた。

夜はアナハイムまで車を飛ばしアイスホッケーを観る。
「ハイウェイ・フェイスオフ」と名付けられたLAダービーだが…。
西地区パシフィック・カンファレンスの首位を争うキングスと最下位のダックスの実力差が出た。
スコアは4-3と1点差だったがチーム力の差は素人目にも分かるぐらいだった。
あとはスタンドの空席も気になった。
まあ、チームがあれでは仕方ないけど…。
それでも久しぶりのホッケーは面白かったなあ。

久しぶりのアイスホッケー。ホンダセンターのLED掲示板の豪華さには圧倒された。


12月1日(火) 伊良部秀輝取材@LA
〜ベーシックなメカニック。

LA近郊のMLBアーバンユース・アカデミーのフィールドで取材開始。
「パワー投手=豪快」のイメージとは異なり本当に理論派。
これまで多くの選手に取材をおこなって来たが、伊良部さんほど語れる人はそうそういない。
4時間ほどの取材中、納得させられることばかり。
順調に取材が完了し明日の予備日はオフになった。

理論派かつ熱い男。投球の話を始めると止まらない。しかも話の内容が最高に楽しい。伊良部、面白いぞぉ。


11月30日(月) 伊良部秀輝取材@LA
〜いやぁ、語るカタル。

小今日からロサンゼルスに来てます。
現役復帰を目指して故障と奮闘中の伊良部秀輝投手の取材です。
朝一番で現地到着。
ホテルで休んでから打ち合わせを兼ねて伊良部さんとお会いした。

海の近い伊良部さんの自宅からすぐ近くにあるスタバでミーティング。
本当は1時間ほどの予定だったが、エンジンがかかった。
結局、3時間ほど語ってくれ、打ち合わせから取材に変更となった。
明日からの本番に向けて幸先良いスタートだ。


11月29日(日) Thought〜この時期に考えること。

シーズンが終了するとなかなか書くことが見当たらなくなってしまうのは悪いクセです。
日米ともストーブリーグ真っ最中。
そんな中、何人かの選手がMLBからNPBに帰って来た。
「出戻り」という表現をするメディアもある。
その表現にはいつもクビをかしげさせられる。

選手自身、NPBに戻って来ることには葛藤があったはずだ。
結果的にはMLBで思った以上の結果を残せなかったこともあるだろう。
でも「経験」は必ず有形無形の大きな財産となっている。
そうかと思えば依然マイナー暮らしが続きながらもアメリカに残る井川慶のような選手もいる。
いろいろな形があり、それぞれの野球への思いが我々の胸を打つ。
簡単に「メジャー挑戦失敗」などという言葉で片付けて欲しくはない。


11月28日(土) Jリーグ:FC東京vsヴィッセル神戸@味の素スタジアム
〜いろいろな形での別れ。

東京のホーム最終戦へ。(毎週、サッカーを見ると野球シーズンが終わったことを実感する)
後半の1点で試合にも勝った。
それ以上に今日は東京を支え続けた2人のベテランにとって最後のホームゲーム。
DF#8藤山竜仁は札幌移籍。
MF#7浅利悟は現役引退。
学生時代から見て来た選手たちがいなくなる。
そして、最後に残った東京ガスの選手がいなくなる。
今日は、東京にとって新しいステージが始まる日になるはずだ。
本当にお二人ともお疲れさまでした。

1つの時代が終わった。東京ガスよ永遠に、だね。


11月22日(日) Jリーグ:ジェフ千葉vsFC東京@フクアリ
〜天気と同じような試合。

小雨がちらつく肌寒さの中、千葉方面へ。
時間があったので今、何かと話題の母校を散歩する。
休日でほとんど人がいない校内を1人で歩いていたので、「職務質問とかされないよなあ…」とちょっと不安も。
それでも10年ぶりぐらいに訪れた大学の雰囲気は変わらなかった。
そして大学卒業してからの時間の経過の早さを感じる。
何となくセンチな気分になり、フクアリへ向かう。

J2降格が決まったジェフにまさかの敗戦。
どっちがJ1なのか分からないような寂しい試合。
ナビスコ優勝後は良い試合がないなあ。
とーっても寒い気持ちになって帰宅した。

どっちがJ2に落ちるのか分からないような試合だった。


11月18日(水) イーグルス#12草野大輔取材@仙台
〜天才打者は好青年。

5時の始発で自宅を出発し、朝10時にクリネックススタジアムへ到着。
練習終了直後の草野に話を聞く。
29歳でプロ入りした遅咲きの天才打者。

「追い込まれたら決め球をしぼれ、と野村監督には言われていましたけど…。決め球が外れて凡打って許せないんですよ。どんなボールにも付いていって打ちたい。そういう部分では監督も面白くなかったでしょうね」。
宮崎なまりの優しい語り口だったが、打撃に関する強いこだわりを話してくれた。
こういう選手は伸びるんだろうなあ。

いやあ、しかし寒かった。
結局、仙台滞在時間は2時間ぐらい。
帰りの新幹線はまったく記憶が残っていないくらい良く寝たね。

いやあ、やっぱり仙台は寒い。完全武装で選手たちは秋季練習を。


11月14日(金) ライオンズ#18涌井秀章取材@南郷
〜僕とダルビッシュは違う。

宮崎最終日は「沢村賞」投手の涌井インタビュー。
練習終了後の汗を拭きながら時間を取ってくれた。

1つ聞きたいことがあった。
4月17日(金)のファイターズ戦、ダルビッシュとの投げ合い。
試合前にブルペンに向かう涌井の方へランニング中のダルビッシュが近付こうとした。
「僕はブルペンからグワーッと入り込まないと絶対打たれる。でもダルビッシュは違う。試合前、試合中、結構、余裕あるんです。僕とは全然違う。だから来るなってやったんですよ」。

あの日の日記で「仲が良過ぎるのもなあ」と書いた。
でも本人はそうではなかったんだね。
反省しました。

09年の日本ナンバー1投手。向上心の高さがよくわかる取材だった。


11月13日(木) 〜宮崎は豪雨です。

とにかくスゴい雨。
何やら観測史上最大の雨らしく、宮崎市内でキャンプを張るホークスは大変だったそうで。
http://www.nikkansports.com/baseball/news/p-bb-tp0-20091114-565877.html

これでは取材にならないので今日はオフ。
マイケル・ジャクソンさんの映画「THIS IS IT」を見る。
http://www.sonypictures.jp/movies/michaeljacksonthisisit/
クリエーターとしての本物のプロの姿勢に刺激を受けた。
まあ、これはこれで充実した1日だった。


11月12日(木) ライオンズ#60中村剛也取材@南郷
〜イメージとはまったく違う男。

今回、南郷に来たのは先日のジャイアンツ#6坂本、#47山口同様、SSKカタログの取材だった。
http://www.ssksports.com/baseball/
2年連続本塁打王の「おかわりくん」。
メーカーだけでなく球界を代表するスラッガーだ。

ニックネームから豪快なイメージがある。
確かに彼のホームランは豪快だが、話を聞くと本当に細かいことまで考えているのが分かる。
2年続けてタイトルを獲るというのはそれほど大変なこと。
才能だけでできるほど生易しいものではない。

今日でフォトグラファーは帰京するので空港へ送り食事を。
するととなりのテーブルにはカープ野村監督やコーチ陣。
昨日で秋季キャンプが打ち上げだった訳ですね。
みんなの表情が明るかったのは良い兆候かも。

2年連続本塁打王。昨日の試合でもきっちり結果(先制タイムリー)を出すのはさすが。


11月11日(水) 練習試合:ライオンズvsカープ@南郷
〜広島は変わるか。

今日は宮崎に来ています。
たまたま練習試合がおこなわれるということで南郷へ。

両チームとも主力選手は出場したがライオンズは1-2打席で交代。
まあ、言ってみれば「顔見せ」みたいな感じ。
野村新監督を迎えたカープは初めての実戦。
サードに回った#5栗原をはじめ、多くの選手がいろいろ試していたのとは対照的だった。

カープ先発のサウスポー#21斎藤も粘りながらよく投げた。
#49天谷は相変わらずの快速を披露。
野村監督の采配次第では、大きく進化するかもしれない。

この時期に試合を見るのは初めて。両チームの課題や目的が極端に違っていて面白かった。


11月7日(土) 日本シリーズ:ファイターズvsジャイアンツ@札幌
〜良いシリーズだった。

ジャイアンツ日本一。
最後まで本当に目が離せない良いシリーズだった。
仕事とはいえ、現場でなくテレビで見るとどうしても間延びというか、飽きて来る時間がある。
今回はそういうことがまったくなかった。
やっぱり野球は面白いよ。

今年のジャイアンツは本当に強かった。日本一おめでとうございます。


11月5日(木) 日本シリーズ:ジャイアンツvsファイターズ@東京ドーム
〜風が強く吹き始めた。

9回の表裏でまさに「明暗」が分かれた。
でも確かに「まだ終わらないんじゃ…」という雰囲気はあった。
#21武田久が投球練習中から何か、場内がざわめいていた。
これでジャイアンツは王手。
決まったかなあ…。


11月5日(木) テレビ取材/MLB:ヤンキースvsフィリーズ@NYC
〜松井秀喜のワールドシリーズ。

ヤンキースが世界一に輝いた。
しかも松井がMVPを獲得。
WBCを辞退して臨んだシーズン、良かったねえ。

ジャイアンツ関係者に聞いたことがある。
「ゴジってネクラと言うか、あまりしゃべらない。でも1日1件の取材は必ず受けてくれた。本当に助かった。チームのことを考えてましたね」。
ヤンキースに移ってからもその姿勢は変わらない。
広報氏に「ポートレイトを撮らしてくれませんか?」と駄目もとで頼んでみた。
するとその場で松井に確認してOK。
試合前の時間をわざわざ取ってくれた。

コメントで面白いことを言わないため「面白みがない」と言う人もいる。
でも松井のことを「嫌いだ」と言う人もほとんど見たことない。
移籍問題で盛り上がっているが、そんなことはどうでも良いでしょう。
どこでプレイしようが松井は変わらないで我々の期待に応えてくれるはずだ。

メディアの向こうにはファンがいることを、松井はよく分かっている。


11月4日(水) 日本シリーズ:ジャイアンツvsファイターズ@東京ドーム
〜チキチキバンバン。

この曲がファイターズ・サイドから聞こえるとどんどん点が入る気がする。
今日も得点を重ねている間、ずっとかかっていた。
男性ファンと女性ファンがそれぞれ交互にコールする応援。
「かっこ悪い」と言う人もいるが、独特の雰囲気を作り上げる手伝いをしているように感じる。
内野席の僕の周りからも結構、女性の「黄色い」声が聞こえた。
これで2勝2敗。


11月3日(火) 日本シリーズ:ジャイアンツvsファイターズ@東京ドーム
〜1発攻勢ではね。

ドーム到着後は仕事モード。
今日はジャイアンツが自分たちの最も強い部分で完璧に勝った。
点差以上に雰囲気も一方的だった。
まあ、逆にファイターズからすれば開き直って自分たちの戦い方に戻れるはず。
明日からがまた楽しみになる試合だった。


11月3日(火) Jリーグ/ナビスコ・カップ決勝:FC東京vs川崎フロンターレ@国立競技場
〜シリーズに向けての2人のキーマン。

昼間は国立競技場へ。
ナビスコカップ決勝には、わが東京と川崎フロンターレの対戦。
とその前に、試合前に知り合いの出版社の方と打ち合わせ。
まあ、ビール片手に情報交換でしたが。

その後はプライベート。
秋晴れ、超満員の素晴らしい環境。スポーツファンとしての喜びを感じた時間だった。
加えて結果も最高に終わり、美味しいビールを飲めました。
同行したデザイナー氏と満足感にひたりながら東京ドームに向かいましたとさ。

スタンドの向こうには摩天楼。秋晴れの気持ち良い1日だった。


11月2日(火) テレビ取材/MLB:フィリーズvsヤンキース@フィリー
〜うーん…。

フィリーでまさかの連敗。
ブルペンの弱さが露呈してしまった感じかな。
このまま終わってしまってはまったく面白くない。
何とかNYC、そして第7戦まで行って欲しい。


11月1日(日) テレビ取材/日本シリーズ:ファイターズvsジャイアンツ@札幌
〜2戦を振り返って。

1勝1敗。
2試合とも面白い試合だった。
振れているジャイアンツ打線を2点に抑えたダルビッシュは「さすが」だね。
とはいえここまではお互い、「探り合い」の状態かな。
火曜日からは東京ドーム。
ノーガードの打ち合いになれば一気に行くかもしれないが…。


10月30日(金) テレビ取材/MLB:ヤンキースvsフィリーズ@NYC
〜芸術的な本塁打。

今日は#55松井秀喜でしょ。
本当にうまく打ったホームランだった。
この人の長打力はメジャーでもひけを取らない。
先日、CSの東京ドームで改めて思った。
天井の布の間に打ち込んだ2ベースって物凄いことだ。

低めのボールを芸術的に打てるのは松井の長所だ。


10月29日(木) テレビ取材/MLB:ヤンキースvsフィリーズ@NYC
〜インディアンス。

ワールドシリーズのカードはフィリーズとヤンキース。
まあ、順当な対戦となった。(エンゼルスは勝てなかったか…)
第1戦の先発は#52サバシアと#34リー。
ちょっと前までインディアンスにいた2人が投げ合った。

リーは完璧と言える内容。
特に真直ぐ、左打者の内、右打者の外へのコントロールが絶妙だった。
サバシアも悪くなかったけど、甘くなったところを確実にとらえられた。
まあ、パワー投手にありがちな点の取られ方。サバシアにはこういうシーンが多いなあ。

あまり日本では報道されないが、やはりフィリーズは強い。
先勝したことでシリーズも面白くなりそうだ。


素晴らしい投球だったリー。この握りはチェンジアップですか。 この写真を撮影したのは2008年。2年前まで2人ともインディアンス。だったんだね。


10月27日(火) ジャイアンツ#6坂本勇人、#47山口鉄也取材@ジャイアンツ球場
〜シリーズに向けての2人のキーマン。

2010年用SSKベースボール・カタログ取材でジャイアンツ球場へ。
http://www.ssksports.com/baseball/
投打の中心2人がSSKを使うのでインタビューと写真撮影。

練習後、最初に現れたのは山口。
マウンドではキレの良いボールを投げ込む「ぐっさん」だけど、普段は笑顔を絶やさないナイスガイ。
いつものように笑いながらマイペースで話してくれた。

ぐっさんの取材終了後から20分ほど経つと坂本登場。
「砂が入ったのか目が痛い…」と語る勇人はちょっとお疲れ気味。
それでも真摯的に受け答え。
注目を集め続けるのは大変なこと。
2月の取材時にも彼は風邪を引いて熱があった。
「いつもうちの取材は大変な時でごめんね」
「いやあ、そんなことないっす。体調は僕が悪いっすから」
周囲に気が利く素晴らしい20歳。会えば会う程、引き付けられる。


いつも良い人「ぐっさん」。しかし良い投手になったなあ。 ちょっとお疲れ気味の坂本だったが、取材への対応は本当に素晴らしい。


10月25日(日) Thought:菊池雄星、日本球界へ。

ドラフト注目左腕、菊池雄星(花巻東高)が国内のプロ入りを表明した。
http://www.nikkansports.com/baseball/professional/draft/2009/
news/p-bb-tp1-20091026-559542.html


NPBにとっては良いことだと思うが、菊池本人の苦悩が痛々しかった。
実は菊池について某スカウト氏からはいろいろと情報を聞いていた。
かなりメジャーに興味があるということだったので、意外な感じもした。
一部メディアで書かれているように、様々な形で「圧力」があったとしたら菊池が気の毒でしょうがない。(まあ、真偽は分からないが…)

まもなくドラフト会議がおこなわれる。
ドラフトについて、「ドラマ」とか言われるが、1人の若者の人生は脚本があるような安っぽいドラマとは違うし、同じであってはならない。
我々メディア・サイドはそうやって話題を作りたがる。
しかし本当にそれだけで良いのだろうか。
菊池の分岐点まであと3日だ。
彼が成長でき楽しく野球をやれる環境に恵まれて欲しい。


10月24日(土) CS:ジャイアンツvsドラゴンズ@東京ドーム
〜野球の神様。

ジャイアンツが圧倒的な強さを見せた。
日本シリーズへ向けて勢いに乗れるような試合だった。

試合とは離れるが、もし野球の神様がいたとすれば「ドラゴンズに試練を与えた」のではないだろうか。

WBCへの選手派遣拒否。
最多勝を争う投手の中継ぎ起用。
そしてCSに出たドーピング疑惑。

もちろんすべてルール範囲内のことだったし、選手たちは何も悪くない。
それでもだ…、やはり後味は悪い。
こういうことが続くと球団、選手ともに悪い印象が付いてしまう。
「ファンあってのプロ野球」をもう1度考えるように試練を与えたように感じるのは僕だけだろうか。


10月23日(金) CS:ジャイアンツvsドラゴンズ@東京ドーム
〜グッと来た瞬間。

良い試合だった。
久しぶりに声が出るような瞬間だった。
#23脇谷のタイムリーには本当にしびれた。
気がかりなのは3試合とも勝負に失点していることか。まあ短期決戦は勝敗がすべてだからね。

初球を叩くと素晴らしい当たりがライトフェンスにぶつかった。


10月22日(木) CS:ジャイアンツvsドラゴンズ@東京ドーム
〜大道の日。

初回に失点した苦しい展開だったが、ジャイアンツ打線がじわじわと追い込んだ。
#10阿部のホームランもさすがだったが、やっぱり今日は#44大道。
本当に良い仕事をした。ムードメーカーが打ったという意味でも大きいね。

この人が打つと場内の雰囲気が明るくなる。ベテラン健在だ。


10月21日(水) CS:ジャイアンツvsドラゴンズ@東京ドーム
〜初回で決まったねえ。

初回がすべてだった。
ジャイアンツ先発#49ゴンザレスは立ち上がりがまったく別人のようだった。2回以降はフラフラしながらも立ち直った…。
よく言われる実戦からのブランクはあるのかなぁ。
これで1勝1敗。本当の勝負はこれから。
ジャイアンツ打線も悪くないと思う。本塁打が出始めれば一気に行きそうだが…、これで面白くなりそうだ。


10月20日(火) Thought:城島健司、日本復帰。

苦悩した末の決断だったはずだ。
しかしこれは決して「失敗」とか「出戻り」とかではない。
確かにここ2年はマリナーズの2番手捕手だったが、決して実力が劣っていた訳ではない。

「プロで成功するには運が一番大事なんだ」と語っていたOBがいた。
ジョーに関しても同様だと思う。
巡り合わせが悪く、エースクラスの投手と呼吸が合わなかった。
(確かにそれも「実力」と言うかもしれないが…)

僕はワクワクしている。
あの名捕手をNPBで毎試合見れる。
ヒザを付いたまま二塁への送球。
メジャーリーガーに当たり負けしなかったブロック。
豪快でいて状況判断を的確におこなう打撃。
そして野村克也監督に噛み付いた強気のハート。
どこのチームに入ろうが追いかけたい。
2010年のジョーに注目だ。

「Welcome Back」。この男の日本復帰は喜ばしいことだ。


10月19日(月) CS:ドラゴンズvsスワローズ@ナゴヤドーム
〜ドラゴンズ一色の名古屋。

急遽、今日も名古屋に滞在することにした。
午前中、時間があったので名古屋駅周辺を散歩した。
本当にドラゴンズ一色だった。
名駅(名古屋駅をこう呼ぶ)のコンコースで「燃えよドラゴンズ」。
ビックカメラの店内で「燃えよドラゴンズ」。
レストラン街で「燃えよドラゴンズ」。
ドラッグストアで「燃えよドラゴンズ」。
挙げ句の果てに風俗の呼び込みの人も「燃えよドラゴンズ」を口ずさんでいた。
こういう盛り上がりは東京では見られないので、ある意味、うらやましかった。

試合前から勝敗は見えていた感じだった。
スワローズの数人がインフルエンザに感染。
昨日までマスクを被った#28川本までいなくなったのだから…。
「なんでこうなるかなあ…」と嘆いていたスワローズ関係者の気持ちも分かる。

それでも途中まではどっちに転ぶか分からない試合だった。
勝負の分かれ目は5回表か。
#7田中のヒットで本塁に突入した#33畠山が刺された。
確かにライト#30野本の好返球は良かったが、30cmズレていれば同点だった。
返球がズレなかったのは、野球の神様がドラゴンズに傾いた瞬間だった気がする。

2試合見たが、このままだとジャイアンツ優位は動かせない。
1勝のアドバンテージは大きい。
まずは投手の頑張りが必要不可欠。
シーズンを通して今イチだった#14朝倉、#29山井あたりがカギか。
そして#34山本昌の登板はあるのか。
第6戦までもつれ込むような熱戦が見たい。

スワローズが勢いのままに行くことができなかった。高田監督も渋い表情。


10月18日(日) CS:ドラゴンズvsスワローズ@ナゴヤドーム
〜調子に乗せてしまったか。

ナゴヤドームにやって来た。
昨夜の試合を見て、「流れ」はスワローズだと思ったが、みすみすドラゴンズを勢いに乗せてしまった感がある。

序盤、ドラゴンズがいつもと違った。
#2荒木のバント失敗。
あやうく刺されそうになった走者#6井端の飛び出し。
1点を先制した直後、本塁打で逆転される。
ここまではまだスワローズ・ペースに見えた。
ところが先発#25館山が良くなかった。
すぐに同点本塁打を打たれ、不安定な投球が続くうちにドラゴンズがいつものしつこさを取り戻した。

改めて野球には「流れ」があると感じた。
どっちに転ぶか分からない展開を、スワローズは自ら手放したような雰囲気だった。
これで1勝1敗。
ドーム内の空気を感じると、ドラゴンズ有利に見えるが…。

今日でドラゴンズが流れを引き寄せたか。


10月17日(土) テレビ取材/CS:イーグルスvsホークス
@クリネックススタジアム
〜短期決戦の戦い方。

イーグルスがホークスを圧倒した。
フィールド外ではいろいろ揉めているが、影響を感じさせない戦い方だった。
ペナントレースは「戦力差」が大きくものを言う。
また、本当の「実力」、「地力」がある程度、反映される。
しかしプレーオフのような短期決戦は違う。
「3戦のうち2つ勝てば良い」という戦いをすれば良い。
野村克也という監督は短期決戦の戦い方が本当にうまいと思う。

ホークスは故障者に泣いたシリーズだった。
結果論だが、#3松中、#6多村の2枚看板が抜けた打線は、やはり迫力を欠いた。
流れを一気に変える「飛び道具」がない訳だから…、秋山監督も苦労したのではないか。

第2ステージの相手は、こちらも短期決戦に強いファイターズ。
エース#11ダルビッシュの故障がどうなのか…。
今のところ、仙台に風は吹いているように見えるが、ドーム内でもその風は吹き続けるか、注目だ。


10月12日(月) 新日本プロレス@両国国技館
〜オールスター戦クラスの興行。

野球を一休みして両国までプロレス観戦。
今日はスペシャルな大会だった。
「蝶野正洋25周年記念」。
蝶野本人がプロデュース。他団体のエースクラスを呼び寄せ最初から最後まで目が離せない面白い興行だった。
お客さんも入った。
主催者発表では「超満員札止め」。
プレーオフ真っ最中の野球界から離れ、ノンビリと楽しめた1日になった。

駅前から国技館までスゴイ人だった。


10月12日(月) テレビ取材/MLB:エンゼルスvsレッドソックス@アナハイム
〜天使は強かった。

エンゼルスは強い。
劣勢に立っても「逆転あるぞ…」という雰囲気があったので最後までテレビを消すことができなかった。(おかげで寝不足です)
8、9回の集中打は今シーズンを象徴しているようだった。
次は同じく「スウィープ」で勝ち上がったヤンキースとの対戦。
事実上のワールドシリーズと言っても過言ではない面白い対決だ。

レッドソックスの09年が終わった。
圧倒的な戦力を誇るが、唯一の盲点はブルペンだった。
#19ベケット、#18松坂という「今が旬」の2人。(もちろん大輔の奮起が必要だが…)
#31レスター、#61バックホルツという伸び盛りの若手。
加えて#63田澤をはじめとする育成チーム。
先発に関しては素晴らしい陣容である。
ところがブルペンは…、「?」が付きかねない。
結果論であるがこのシリーズ、第1戦で#24斎藤が試合を壊したことで勢いに乗せてしまった。
数字だけ見れば良い成績を残しているが、今年の斎藤はたびたび安定感に欠けることが見受けられた。(いきなり四球を出したりね)
他のブルペン陣も似たようなところがあった。
厳しい言い方かもしれないが、「血の入れ替え」をして強力なブルペン陣を作り直さなければ先発が良くても勝てない。
地区シリーズではっきりしたはずだ。


10月10日(土) テレビ取材/MLB:エンゼルスvsレッドソックス@アナハイム
〜報道通りにはいかない。

ちょっくら寝坊したのでツインズ@ヤンキースはチェックできず。
レッドソックス@エンゼルスから見る。
先日、現地取材した時にも感じたが、今年のエンゼルスは強い。
最も悪い捕手の#44マイク・ナポリの打率が.275。その他スタメン選手はすべて3割前後を打っている。
「つながり」のある打線で、どこからでも攻撃できるのが強みだ。

日本人選手が多いのでどうしても「ボストン有利」との報道が多い。(願望もあるしね…)
でもこのシリーズ、いつものようにはいかないと思う。
今日もエース#19ベケットを攻略。
フェンウェイパークに舞台を移すが、もしやの「スウィープ」も…。

今年のエンゼルスは打線が良い。02年以来の世界一があるかも…。


10月9日(金) セ・リーグ:スワローズvsタイガース@神宮
〜09年を象徴する試合。

スコア上は3-1と接戦だったが…。
正直、今日のタイガースは「いける」という気配がなかった。
09年を表しているような試合だった。
故障などで最後までコマが揃わず、主力選手の調子も上がってこなかった。
チケットが完売したスタンドの7割はタイガース・ファン。
回を追うごとに彼らのテンションが下がっていくのが分かった。

スワローズはCS初出場。
失速もあったが、今年は堅実な野球をやっていた。
ドラゴンズに対しては勝ち越しているだけに(12-11)、ひょっとして「東京決戦」もあるかもしれない。

スワローズがついにCS進出。高田監督もうれしそうだった。


10月8日(木) セ・リーグ:スワローズvsタイガース@神宮
〜「エース」の風格。

恵比寿にオープンしたMLBカフェで打ち合わせ後、神宮へ。
http://www.mlbcafe.jp/

打ち合わせが押したため到着した時には7回裏。
すでに5-0とスワローズが大量リードしていた。
何よりスゴかったのが#25館山の完璧に近い投球内容。
15勝を挙げているが、正直、今までのこともあり「何が良いか分からない」印象だった。
しかし今日は違った。
気迫がスタンドまで伝わって来るような投球。
「エース」とはこういう投手だと思った。


10月7日(水) パ・リーグ:イーグルスvsマリーンズ@フルキャストスタジアム
〜本当の「プロ」とは。

1ゲーム・プレイオフ終了後、急いで仙台に向かった。
今日はボビーのマリーンズ最終戦。
この仕事を始める前からボビーにはいろいろな影響を受けてきた。
だからこそ今日は「見届ける義務がある」と思ったのだ。

台風が日本列島を直撃していたので天気が心配されたが、5回過ぎまでは雨はまったく降らなかった。
試合の展開も早く、約2時間半でマリーンズは8-0と完敗し09年シーズンを終えた。

「プロ」とは何なのか、を知らしめられたような試合だった。
野村克也、ボビーの両監督とも成績関係なく、今年限りの解任を開幕前に発表されていた。
こういう異常な状況下でどういう戦いをするか。
プロとしての「誇り」や「価値観」とは、が分かるシーズンだったと思う。
結果…、
2位を争いプレーオフに進むイーグルスと見事惨敗のマリーンズ。
ワシは大空を悠々と舞い、カモメは墜落した。
映画「メジャーリーグ」のような勇気を与えてくれる戦いを続けるイーグルスに注目したい。

最後にボビーについて。
試合前からこれまでとはまったく違う温和な表情だった。
彼自身も相当、悩んだ09年だったのだろう。
本当にお疲れさまでした。

マリーンズ最終戦は雨がシトシトと降る仙台で淡々と終わった。


10月7日(水) テレビ取材/MLB:ツインズvsタイガース@メトロドーム
〜本当の「プロ」とは。

本当に良い試合だった。仙台に向かわないといけないのにテレビから離れられなかった。
「Team of Destiny」という言葉がある。勝つことが運命のように定められたチームのことだ。
戦前からタイガースがそうだと言われていた。自動車産業の衰退に勇気を与えるためにも…。
ところがツインズにも勝つ理由があった。負けた瞬間に28年使ったメトロドームとの別れが待っている。
お互いのバックグラウンドのドラマもあり、ヒートアップして感情移入できた素晴らしい1ゲーム・プレイオフだった。


プレーオフでMLB最後の花道を飾るメトロドーム。 「タイガースはデトロイトの自動車メーカーを応援します」。運命のチームだと思ったが…。


10月6日(火) パ・リーグ:マリーンズvsイーグルス@千葉マリン
〜混乱した1年の終わり。

村田取材後、アクアラインを渡って千葉マリンへ向かう。
本拠地最終戦。
そしてボビー・バレンタイン、小宮山悟の惜別セレモニーがおこなわれる。

試合はマリーンズが粘り強くものにした。
改めて感じた。
これだけの戦力でこの成績はやっぱりおかしい。
こういうシーズンは今後、絶対にあってはならない。
マリーンズだけでなくすべてのプロスポーツにおいてだ。

試合終了後にはセレモニーがおこなわれた。
小宮山は最後までボビーへの感謝を口にした。
そして家族から自分への花束をそのままボビーに渡すようにした。
この異常なシーズン、結局、最後の最後までボビーに「忠誠」を誓い続けたのは小宮山だった訳だ。
複雑な想いで家路に着いた。


降りしきる雨の中、小宮山は1球でセーブを挙げた。 子供たちに指示をしてボビーに花束を贈呈した。


10月6日(火) ベイスターズ#25村田修一取材@横浜スタジアム
〜差し込まれることの重要性。

今日は忙しいスケジュール。まずは小雨ぱらつく横浜へ。
練習前のダグアウトで村田インタビュー。
本来ならこの取材は8月8日におこなうはずだったが前日の試合で負傷。
「今シーズンの復帰は厳しいかも…」と言われていたが復帰を果たして、取材を設定してもらえた。

どうしても聞きたいことがあった。
10月2日(金)のジャイアンツ戦の本塁打のことだ。
「打撃練習中から差し込まれていたが、あの本塁打ではアジャストしたのですか?」。
「いえ、わざとそこのポイントまで呼び込んでいます。手元までしっかり引き付けてそこから押し込む。そうすることで遠くへ打球を飛ばせるんです」。
タイミングがズレているように見えたのはわざとやっていたのだ。
やっぱりプロの技術はスゴイと実感した。


10月3日(土) セ・リーグ:ジャイアンツvsカープ@東京ドーム
〜やはり感じた戦力の差。

4月3日の開幕戦もカープ戦。
長いシーズンの最後、本拠地最終戦も同じカードだった。
開幕戦、カープは#11ルイスの好投と打線のつながりで6-3と快勝。
「今年は違う」と期待を抱かせた。
今日も途中までは追いかけたが、どうしても追い付けなかった。
やはり戦力の厚みに違い過ぎた感は否めなかった。
短期決戦ならともかく、長いシーズンでは大きな「差」となって来る。


10月2日(金) セ・リーグ:ジャイアンツvsベイスターズ@東京ドーム
〜美しい本塁打。

ベイスターズ#25村田修一の1発が勝負を決めた。
打撃練習から「差し込まれる」当たりが目立った。
2打席目まではやはりそういう凡打だった。
それが本塁打の打席では完璧にとらえて2階席に運んだ。
故障に悩まされ続けたシーズン、最後に来て「らしい」本塁打だった。

「ホームラン打者」らしい素晴らしい本塁打。まさに「アーチスト」だ。


10月1日(木) パ・リーグ:ライオンズ vsマリーンズ@西武ドーム
〜エースのプライド。

大阪から新幹線で戻り東京駅から西武ドームに向かった。
マリーンズ先発#31渡辺俊介は素晴らしい投球内容だったが…、9回に波乱が待っていた。
まさかの逆転サヨナラ負け。

1点リードで1死2、3塁。
普通に考えれば四球で塁を埋め守りやすくするはずだ。
しかし、投手コーチが俊介に確認しての「勝負」だった。
結果は打たれたが、ボビーらしい選手の「プライド」を大事にした采配に見えた。
今シーズン、俊介はここまで3勝12敗。
結果を出せていないが、それでも今日の114球にはエースの意地を感じさせた。


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