※6/17-7/3(2005年)「アメリカ取材日記Vol.2」はこちらをクリック! ※9/30(2005年)「東京湾岸シリーズ」は近日公開!! ご期待ください。 9月25日(木) セ・リーグ/カープvsジャイアンツ@広島市民球場 〜広島ならではの熱戦。 大阪から広島へ移動、まもなく最後となる広島市民球場へ。 「夜から雨」という天気予報は外れ、晴れ間が見える絶好のナイター日和。 蒸し暑さが残り、まるで夏のようなシチュエーションだった。 首位を争うジャイアンツと、プレーオフを狙うカープ。 初回、#2小笠原道大の先制2ランに対して、#5栗原健太の逆転3ラン。 「狭い」広島ならではのスタートとなった。 その後も手に汗握るような接戦。 最後は「暴投」で決勝点が入ったが、最後まで超満員のファンが「帰れない」素晴らしい試合だった。 残り10試合を切り、ここからが本当の勝負。 今年のセ・リーグは本当におもしろい。
9月24日(水) セ・リーグ/タイガースvsベイスターズ@甲子園球場 〜秋の甲子園にて。 甲子園に来た。 練習中、陽が出ている時は温かいが、日陰に入ると肌寒い。 風も涼しく、甲子園に秋の訪れを感じた。 ジャイアンツとデッドヒートの最中だ。どの選手も心地よい緊張感を漂わせながら、1つ1つの練習メニューをこなす。 目標がないベイスターズが対称的であったため、タイガース・ナインのモチベーションの高さが伝わって来た。 #7今岡誠が存在感を見せた。 前回、来た時には二軍の鳴尾浜で試合出場していた。 どことなく気持ちが入っていないように感じたが、この大事な時期にしっかりと合わせて来たのはさすがだ。 バックスクリーンへの本塁打。 低い弾道で一直線に飛んで行った打球は、以前とまったく変わらない。 「天才」と呼ばれる男は本当に頼りになる。
9月23日(火) パ・リーグ/バファローズvsマリーンズ@京セラドーム 〜レイズのような…。 帰国早々、まだ時差ボケすら完治していないが、「この盛り上がっているNPBを見逃すまい」と言うことで大阪方面へ向かう。 フィールド外の話題もあるが、何より「強い」バファローズの試合を見る。 プレーオフ進出を狙うマリーンズ相手に、今日は良いところがなかった。 しかしバファローズの強さが何となく分かる気がした。 先発した#14岸田護は初めて見たが、ボールに角度があり、投球フォームはまるでヤンキース#35マイク・ムシーナのようだった。 他にも#19金子千尋、#28小松聖など、試合を作れる若手投手が出て来た。 打線を見ると、#42アレックス・カブレラや#8タフィー・ローズの長打もあるが、それよりも「つながり」で得点を挙げる。 まるであのチームに似ている。 タンパベイ・レイズだ。 ア・リーグ東地区で旋風を巻き起こしているレイズも同様に、若手の投手陣が成長しチーム力で勝ち進んでいる。 似たような日米の2チームがプレーオフ、果たしてどこまで進むのか楽しみでもある。
9月22日(月) 無事に帰国いたしました。 お待たせしました、ただいまです。 8月28日から約3週間。 アメリカを放浪して取材、ならびにベースボールの勉強をして来ました。 またNFL、WNBA、カレッジフットボールなど多くのスポーツを見る機会に恵まれました。 行く先々で多くの出会いがあり、お力をお借りしました。 ヤンキース広岡さん、レイズ内堀さん、A's西尾さん… 日本を飛び出してMLB で勝負しているのはプレイヤーだけではありません。 もちろん現地の多くのスタッフやファンの方々たちには大きなサポートをしていただくとともに、パワーをもらいました。 そして、何よりプレーオフ進出がかかる大事な時期に取材を快く引き受けてくれた選手の皆さんに感謝です。 これを書いている時点で、レイズのプレーオフ進出が決定しました。 「ガンちゃん」#1岩村明憲ともタンパでは話しましたが、本当に良かった。 誰よりも「勝利」に餓えていたガンちゃん。 スワローズ時代からチームが負けると誰よりも悔しそうだった。 これまで「弱小」と呼ばれていたレイズがチーム創設から初めてのプレーオフ進出。 本当にうれしいと思う。 ここから11月の頭まで、MLBは最も盛り上がる時期です。 さて、NPBも盛り上がっています。 渡米中はインターネットを通じての情報でしたが、セもパも本当に熾烈な状態。 ジャイアンツなんて昨年のコロラド・ロッキーズに迫る勢い。(ワールドシリーズで敗れるまでシーズン終盤から22戦で21勝1敗) これからは国内で多くの球場へ足を運んで、Ballpark Time!的視点でレポートして行きたいと思います。 みんなで思い切り野球を楽しみましょうか。 8月28日(木) アメリカ取材へ行って来ます。 本日から恒例のアメリカ取材へ行って来ます。 好調レイズをはじめ、ミネソタなど初めて訪れる取材地がいくつかあり、今から楽しみです。 「ガンちゃん」こと岩村に会えるのも本当に楽しみです。 帰国は9月21日になります。 たくさんのネタを拾って来ます。 取材日記更新はそれまでしばらくお待ちください。 ではでは。 8月25日(月) オリンピックを振り返って。 タイトルには書いたが、未だに頭の整理ができていない。 くしくも、壮行試合で感じた懸念が現実になってしまった。 しかし…1つだ明確にしておきたいのは、 「選手は懸命に戦ったので、責められない」 と言うこと。 プレイをしているのは選手なので、どうしても「戦犯」を探したくなる。 「あのプレイが…」 「あそこで打っていれば…」 結果論で物事を考えがちであるが、結果はあくまで 「This is a part of baseball」(野球の一部分) でしかない。 戦前から、 「野球の日本代表は確実に金メダル」 と言う声が多かった。 「願望」や「夢」ならば良いだろうが、「確実に金メダルという結果に終わる」というような風潮だった。 終わってみて…、 今の日本代表では世界に通用しないのだ。 選手選考、強化、調整、データ…。 様々なことを見直し修正しなければ、今後も同じ歴史が繰り返されることとなる。 #6宮本慎也をはじめ、選手が謝罪する姿を見ていると、こちらの胸が締め付けられる。 「あなたたちはまったく悪くない」。 胸を張ってペナントレースに復帰して欲しい。 8月20日(水) セ・リーグ/スワローズvsジャイアンツ@神宮球場 〜こんなことでは…。 お盆開けの神宮。 内野シーズン席以外はそこそこの入りだった。 初回である。 スワローズ・バッテリーはいきなり#5ラミレスを「敬遠」。 次の#10谷佳知に走者一掃の三塁打。 谷の「勝負強さ」とは言え、初回の敬遠の結果がこれでは…。 スワローズ・ファンが気の毒になった。 8月19日(火) パ・リーグ/ファイターズvsマリーンズ@東京ドーム 〜先発の難しさ。 当初は、神宮球場でのジャイアンツvsスワローズを取材する予定にしていた。 スワローズ#17川島、ジャイアンツ#26内海が先発予定だったからだ。 しかし…、 天気予報は「夕方から雷雨」。 濡れるのは嫌なので、東京ドームへ行き先を変更する。 マリーンズ#41小林宏之が崩れた時点で決まった。 昨年まで安定感抜群だった小林が、まるで別人のようになってしまった。 「先発投手」として長い年月、コンスタントに結果を出すのは難しい。 改めて野茂英雄の偉大さを感じる。 8月14日(木) テレビ取材:北京オリンピック/日本代表vs台湾代表 〜もうちょっと気楽に。 終盤は日本ペースだった。ちょっと安心。 気になったのは、台湾選手と日本選手の表情の違い。 ベンチが映る度に、台湾の選手は明るく、笑顔も見えて本当に楽しそうだった。 日本の選手は悲壮感ばかりが伝わって来る。 「国のため」 も大事だろうが、せっかくの大舞台を満喫して欲しい。 それが結果にもつながって来る。 本来、野球場は「ボールパーク/公園」なのだから…。 国際試合だからと言ってそれは変わらない。 僕はこのコラムに同感です。野球も同じだ。 http://beijing2008.nikkansports.com/column/ogishima/20080814.html 8月13日(水) テレビ取材:北京オリンピック/日本代表vsキューバ代表 〜想定内の初戦。 4-2で敗戦。 こういうこともあるだろう。 初戦にはいろいろなことが起こる。 北京入りした初の実戦であることを考えれば、これも想定内。 先発ダルビッシュ有の調子についていろいろ耳にした。 しかし、この投手のスゴイ部分は、同じ失敗を2度と繰り返さないところ。 次回登板ではアジャストするはずだ。 まずは打線がしっかりスイングすること。(キューバはできていたねえ…) 「打線は水物」と言われるように、調子の波が上がらないまま短期決戦が終了してしまうことが怖い。 細かいこと(スモールベースボール?)で点を取るのも手段だが、まずは自分のスイングをすることだ。 8月13日(水) パ・リーグ/マリーンズvsホークス@千葉マリンスタジアム 〜初回がすべてだった。 ホークスDJホールトンの立ち上がりは最悪だった。 ボールが上ずり、変化球も抜ける。 1死1、2塁となったが、何とか0で切り抜けた。 この回だけ見れば、何点取られてもおかしくなかった。 ところがだ、2回から7回まではパーフェクト。 これだけ変わる投手も珍しいが…、こういうタイプもおもしろい。 先日のオリンピック強化試合のところでも書いたが、「先発投手」はあくまで「先発投手」。 もっと言えば、立ち上がりが悪くても、アベレージで試合を作れるから「先発」なのだ。 球に力があっても、いきなり「救援投手」をやるのは難しい。 いろいろなタイプの投手がいるから、野球はおもしろい。 試合は、3-1でホークス勝利。 この後は家に帰って、日本代表の試合を見ます。
8月12日(火) セ・リーグ/ジャイアンツvsタイガース@東京ドーム 〜これぞジャイアンツ。 #2小笠原道大の先制2ラン。 #5アレックス・ラミレスのダメ押し3ラン。 #29セス・グライシンガーの完璧な投球。 ジャイアンツが目指す「圧倒する」野球ができた。 その中で目新しさを感じたのは、#28金刃憲人をリリーフ登板させたこと。 #19上原浩治がオリンピックで不在なため、そこのポジションを任せるのだろう。 キレの良い真直ぐを中心に球種も豊富なので、意外と適任だと思う。 ところで、やはりいました。 #7二岡智宏が打席に立つ度に、 「モナー、モナー」 と叫ぶ虎ファン。 それが、あまりにしつこ過ぎた。 近くにいた同じ虎ファンから、 「兄ちゃん、おもろいけど、もうそろそろネタ古いで」 とたしなめられ、周囲にいたジャイアンツ、虎の両方のファンから拍手。 まったく同感。 「ヤジ」にもルールやTPOがあるんです。
8月8日(金) 北京オリンピック強化試合/日本代表vsパ・リーグ選抜 @東京ドーム 〜どうでしょう…。 行くつもりはなかったが、編集スケジュールに余裕ができた。 取材申請をしていなかったので、チケットを購入して見る。 ¥6000のチケット代金を払って、このチームをどう感じるか? プライベートに少しだけ仕事を交え、ビール片手に観戦した。 最初に思ったこと…、 北京の会場は天然芝と土のフィールドだ。 強化試合を人工芝のフィールドでやっていて大丈夫か? 「本番に合わせ照明灯を暗くしていた」そうだが、フィールドへの対応が心配である。 次に…、 国際試合を戦うにあたって経費もかかる。 スポンサーは大事である。 しかし、イベント化された進行はスポンサーならびにテレビへの配慮しか感じられなかった。 選手に関して…、 「実戦が足りない」 と星野監督も語っていたが、特に投手陣。 「先発投手」がいきなり「中継ぎ」をやるのは、思っている以上に難しい。 本番まで2試合しか調整試合がないのは不安要素だ。 中継ぎ、抑えのスペシャリストが#13岩瀬、#22藤川の2人では心もとない。 本職の「外野手」も3人。(まあ#31森野も加えれば4人) タイブレイクなど、1点を守らねばならない時に、「急造外野手」では…。 今日の印象では、とにかく「チームワーク」で勝ち進むしかない。 早々と現地に入り、調整を繰り返しているチームの情報が入って来る。 まずは「初戦」。 是が非でもキューバに勝つことだ。
8月4日(月) セ・リーグ/ベイスターズvsタイガース@横浜スタジアム 〜やればできるじゃん。 とにかく暑かった。 試合前練習を見ているだけで汗が噴き出して来る。 それもそのはず、人工芝上の温度計は38度。 38度ですよ、風邪をひいて38度の熱が出たらフラフラになりますよ。 そんな中、ひたすらバットを振り続ける選手はスゴイ。 タイガースは初回、好調の#3関本賢太郎がいきなりの3ラン。 「勝負ありか…」と思ったら、今日のベイスターズは踏ん張った。 先発#18三浦大輔が粘り、打線もしぶとくつなぐ。 気付いた時には…、逆転。 いつものようにズルズルと行かず、ベイスターズが意地を見せた。 意外と言えば意外な展開だったが、やればできる。 98年の優勝メンバーが未だに中心選手。 「新陳代謝」がうまく行かず、今が「過渡期」のチーム状況だ。 しかし、そんな状況でもハマスタは結構、ファンが集まる。 それに応える責任が「プロ」にはある。 「精神論」は好きではないが、ここは1つ「ガッツ」を見せてもらいたい。 今日のような戦いを継続してやってくれれば、セ・リーグはもっと面白くなる。 頑張れベイスターズ。 セ・リーグに「消化試合」を作るな。
7月28日(月) セ・リーグ/スワローズvsタイガース@神宮球場 〜千駄ヶ谷の甲子園。 ここは甲子園か…。 いつもそう思うぐらいタイガース・ファンが多いが、チームの好調もあり、いつも以上に多い。 しかし、今日はタイガースも夏休み。 ミスも多く、1点差で敗れた。 それでも「余裕」が感じられた。
7月27日(日) テレビ取材/高校野球神奈川県大会決勝:慶応vs東海大相模 @横浜スタジアム 〜原稿が書けません…。 テレビを付けたまま原稿書き。 でも途中から原稿がまったく手に付かないぐらいの好試合。 相模は優勝候補筆頭で注目度が高かった。 プロ注目選手がいた。 かつての名選手の「二世選手」が2人もいた。 ジャイアンツ原辰徳監督の母校で、神奈川の「老舗」だ 慶応は、先日出版した「Ballpark野球監督の仕事」(成美堂出版)で取り上げた上田誠監督が率いている。 そしてレギュラー、控えなど、すべての選手が「自分で考える」野球をする。 どちらかというと好対称の2チームだったが、試合はお互いの持ち味が十二分に発揮された、「熱戦」となった。 どちらが勝ってもおかしくなかった。 「勝者」と「敗者」の差が大きい地区大会決勝。 結果が出たあとは、いつも胸が締め付けられる。 最後に、相模の中心選手が2打席連続敬遠されるシーンもあった。 いろいろと言う人もいるだろうが、誰も文句を言う資格はない。 野球部員の3年生は、時間や体力、そして経済的なもの(家族も含めると)など、様々なものを3年間野球に費やして来たのだ。 誰だって甲子園に出たいし、出る権利が試合前には平等にある。 特に3年生にとっては最後のチャンス。 「石にかじり付いてでも…」という気持ちは当然だ。 周囲の、特にファンなどは、それを責める資格は持たない。 「真っ向勝負」と言うが、「変化球」を使ったら「真っ向勝負」ではないのか? 敬遠に対する議論は、それと同じぐらいナンセンスだ。 「正々堂々」と言うが、その定義は何だろう? 誰がそれを決めるの? 3年間、一生懸命に野球に打ち込んで来た者のみがそれを決められると思う。 選手自身が 「勝負して欲しかった」 と言うのとは違う。 外野があれこれ言うよりも、当事者、相模の選手は「卑怯だ」などとは思っていないと思うが…。
7月26日(土) パ・リーグ/バファローズvsイーグルス@京セラドーム大阪 〜ヤジに救われた…。 ディゲームでバファローズの試合を取材。 ドーム内に入ると、「ひんやり」とした涼しい空気が迎えてくれた。 真夏のディゲームだが、空調の効いたドームなら「あり」です。 注目したのは、今年から一塁側と三塁側の最上段に備え付けられたビジョン。 試合進行中も常に多くの情報を流していた。 情報が多い方が見る方は助かるので、実に素晴らしいこと。 NPBの球場は、ほとんどでスコアボードやビジョンがセンター後方にある。 選手の顔写真やデータなどがインプレイ中は映し出されない。 「打者の視界に入るから…」、という理由からだと思う。 千葉マリンの「オーロラリボン」では、プレイ中バックネット裏部分だけは何も映し出していない。 しかし…、MLB日本開幕戦やそれに伴うNPBとのオープン戦ではプレイ中も映し出されている。 「NPBでもやれば良いのに…」といつも考えていた。 京セラドームのような位置ならそれもできる。画期的である。 試合は…、イーグルスがミス連発。 ファーストの#17ホセ・フェルナンデスなんて、サードゴロで一塁に入らないんだから…。 「ホセ!! お前、アホか!!」 「アホちゃうわ。ド・アホや!!」 大阪独特のヤジのやり取りに救われた感じがした。 試合後、東京へ帰りました。
7月25日(金) セ・リーグ/タイガースvsドラゴンズ@甲子園球場 〜試合が見れて良かった…。 またまた朝一の新幹線で大阪へ。 打ち合わせを1件こなした後、お昼からイーグルス#21岩隈久志インタビュー。 岩隈に話を聞くのはこれで3度目。 ウエイトのおかげで身体もかなり大きくなっていたのに驚く。 「二段モーション」から現在のフォームへの移行がどれだけ難しかったか、改めて分かった。 苦労をした選手の話には、本当に「重み」がある。 午後から甲子園へ。 前回、7月9日のジャイアンツ戦は雨天中止で、本当に、本当にがっかりした。 何とか今日は試合を見たかったが、大丈夫そうだ。 雲1つない快晴。 しかも「浜風」が強く快適そのもの。試合が始まる頃には涼しいぐらいだった。 タイガース#16安藤優也、ドラゴンズ#11川上憲伸のエース対決。 しかし、タイガースの「勢い」が上だった。 最後は#3関本賢太郎の満塁本塁打で勝負あり。 タイガースは本当に強い。
7月20日(日) セ・リーグ/スワローズvsカープ@神宮球場 〜夏はナイター。 帰国して初めて神宮へ行った。 試合開始の頃になると涼しい風が吹き始めた。 入場口でうちわを配っていたが、いらないぐらいの快適さだった。 蒸し暑い時期は、どうしても空調の効いているドーム球場へ行きたくなる。 梅雨も終わり、これからは屋外でのナイターが最高だ。 お客さんもたくさん入っていた。 普段は空席が目立つ内野指定席もかなり埋まっていた。 以前、ここでも紹介したが、MLBフィリーズでチケット・セールスを担当していた伊藤直也さんが現在はスワローズで働いている。 就任初年度の昨年から、いろいろなことにトライしていて、それがようやく「形」になって来ているようだ。 お客さんが入ると球場の雰囲気が良くなる。 そうすると選手にも波及効果がある。 今日もしぶとい逆転勝利で3連勝。 選手にはこういう雰囲気の中で毎日プレイさせてあげたい。 球場を後にする時、伊藤さんとあった。 汗だくで球場内外を走り回っていた。 選手、フロントともに頑張っているスワローズ、何かが変わりそうな気がする。 Make it Happen!
7月17日(木) 野茂英雄、引退について。 複雑な気持ちだ。 「お疲れさまでした」 と同時に、 「寂しい」 気持ちが本当に強い。 今のこの仕事をしているのは、野茂のおかげと言っても良い。 初めてMLBを見たのは95年、大学生の時だ。 野茂がドジャースでプレイした年にMLB観戦に行った。 コロラド、オークランド、LA、サンディエゴと1週間かけて回った。 それ以前、アラバマ大へ短期留学していたこともあり、フットボールやカレッジスポーツは見たことがあった。 しかしメジャーリーグ観戦は野茂がきっかけだった。 あれから13年。 何かの「縁」があって今の仕事をしている。 当時は野球関連の仕事に就くとは夢にも思っていなかった。 実際、就職活動も終わり残された大学生活を楽しんでいる時だった。 2001年、ボールパーク・タイム!創刊号で野茂を表紙にした。 この男に対する、いろいろな「思い」があったからの人選だった。 同年メジャー挑戦するイチローや新庄ではダメだったのだ。 最近は年間、50試合以上メジャーを取材している。 プライベートを含めて数えてみたら、これまでに野茂の登板試合はたった4試合しか見ていない。 95年@ロサンゼルス 99年@ミルウォーキー 01年@フロリダ(プレシーズン) 02年@ロサンゼルス 今でもそのすべてを明確に覚えている。 野茂英雄の存在感は、どんなスーパースターよりも上だった。 今後もそれは変わらないだろう。
7月17日(木) パ・リーグ/ファイターズvsイーグルス@東京ドーム 〜エースの風格。 ダルビッシュ有が1失点で完投勝利。 その1点もショートのエラーだから、実質は完封と言える。 立ち上がり、いきなり二塁打を打たれても点を取られない、やらない。 そこから「尻上がり」に調子が上がり、いつものダルビッシュだった。 しかし、本当に安定感ある投手になった。 どんなに良い投手でも年に何回かは調子が悪く、打たれる時もある。 ダルビッシュに関しては、調子が良くなくても試合をしっかり「作る」。 試合時間も短くなるし、球場へ見に行きたくなる投手だ。
7月16日(水) テレビ取材:MLBオールスターゲーム@ヤンキースタジアム 〜やっぱりヤンキースタジアム。 先月、訪れたヤンキースタジアム。 今年限りでなくなってしまうこの場所に、超満員のファンが集まっていた。 2003年を最後にオールスターの取材は行っていない。 7月に入るとエア料金が上がるし、メディアが多過ぎて取材にならない。 「楽しむ」ためには良いのだが、「仕事」としては効率が悪いからだ。 しかし…、今年は行きたかったな。 出場選手について 「いつもより地味だ」 という声も聞かれたが、それをカバーしたのがヤンキースタジアムの雰囲気だった。 しかも延長15回の熱戦。 天国にいるベーブ・ルースやジョー・ディマジオらがみんなで共謀し 「最後だから、みんなを家に帰れないようにしようぜ」 といたずらをしたように思えた。 2002年ミルウォーキーで「延長12回引き分け」を見た僕としては、本当にうらやましかった。 7月16日(水) ジャイアンツ・ファーム取材@ジャイアンツ球場 〜早く上がりたい。 ファームにいる#99隠善智也の取材でジャイアンツ球場に来た。 「早く上に上がりたいですよ。もう準備は万全ですけどね…」 という叫びに、 「こういう話をしていると、今晩あたりに上に呼ばれることがあるんだよ」 と、ジャイアンツ藤本広報。 上と下を行き来する選手の「葛藤」を見た気がする。 ところで…、#7二岡智宏がいた。 心なしか痩せた感じがして、元気がない。 新聞取材は収まったが、今度は週刊誌(パパラッチ)が奥さんの実家まで行っているそうだ。 そういう状況下では元気など出ないかもしれないが、とにかく二岡は頑張るしかない。 先日も書いたが、野球で結果を残すことで全ては好転するのだ。 こんなところで終わる選手ではないはずだ。
7月15日(火) パ・リーグ/マリーンズvsバファローズ@千葉マリンスタジアム 〜こっちも強さが出て来た…かな? 急いで電車に乗って千葉マリンへ向かう。 到着時には陽射しも弱くなり始めていて、風が本当に心地良い。 やっぱり「マリン」はこうじゃないと…、夏はディゲーム止めようよ。 試合は、初回から満塁のチャンスなど、「マリーンズの楽勝」が予想されたが…。 チャンスをことごとくつぶし、2点差を追いつかれる。 それでも最後は#9福浦和也のサヨナラ打で「うっちゃった」。 これでマリーンズは7連勝。 強烈な「強さ」は感じないが、「何となく」勝っている。 これも「強さ」の1つだと思うが…、まだまだ目は離せない。
7月15日(火) パ・リーグ/ファイターズvsイーグルス@東京ドーム 〜強いチームへ。 まずは打ち合わせなどで東京ドームへ。 今日から3日間、ファイターズが東京へ帰って来る。 2位とはいえ、調子が上がって来たファイターズは練習中から元気が良い。 正直、開幕前は、 「監督も変わって苦労するだろうな」 と思っていた。 しかし…、どんどん新しい選手も出て来ている。 北海道への「地域密着」だけでなく、鎌ヶ谷のファームを含めた、オーガニゼーション(組織)全体が成熟して来たということだろう。 本当に「強い」チーム、組織に変貌を遂げつつある。
7月10日(木) Thought/野球も捨てたもんじゃない。 ちょっと俗っぽいことですみませんが…。 世間を騒がせているジャイアンツ#7二岡智宏の件、僕の感想を書きます。 本音… 「二岡、よくやった。野球選手も頑張ってるじゃん」 建前… 「選手会長のくせに…。しかも妻子持ちなのに…」 ここ数年、タレントやモデルなど、いわゆる「良い女」と浮き名を流すのはJリーガーばかりだった。(昔の野球選手はこういうこともかなりあったそうだが…) つまり、世間から見た 「Jリーガーはカッコいい、プロ野球選手はカッコ悪い」 というジャッジにもつながって来る。 ダルビッシュ有の結婚や、ジャイアンツ#33野間口貴彦の交際宣言などからようやく流れも変わって来た。 もちろん野球選手の奥さんは皆キレイだが、名前の知られている有名人と交際することとは違う。 最近の子供たちはそういう部分もチェックしている。 「Jリーガーの方がカッコいいし、良い女と付き合えるじゃん」 となる。 加えて 「好きな野球ができて、金も地位も名誉も手に入る」 となれば野球の人気回復にもつながって行くと思うのだ。(今の子供たちは現実的なんです) 故障欠場中、しかも選手会長ながら今年は1試合にしか出場していない、という事情もある。タイミングも悪かっただろう。 だからこそ、二岡は一軍復帰するこれからが大事なのだ。 結果をしっかり残せば、 「二岡ってカッコいい。あんな風に仕事も遊びもしっかりこなしたい」 となるはずだ。 ヤンキース#2デレック・ジーターはマライア・キャリーと、#13Aロッドはマドンナと「スキャンダル」を取り上げられても、結果を残し続けている。 最後に、某夕刊紙に載っていたホークス王監督のコメントがおもしろかった。 「ラブホテルじゃなくて、せめてもうちょっと良いホテルにすれば良かったのに…」。 王監督は分かっていますよ。 7月9日(水) セ・リーグ/タイガースvsジャイアンツ@甲子園球場 〜ええー、それはないよ…。 鳴尾浜から甲子園に到着した時は、まだ快晴。 ジャイアンツの打撃練習が始まり、2組目のラミレスが打ち始めた時だった。 ポツリ、と来たと思ったら、一気に豪雨になった。 天気予報では 「pm17:30頃には止みます」 と言うことだったが、結局止まず。 「pm17:30雨天中止」。 それはないよ…。 関係者の皆様にあいさつし、失意のままタクシーに乗り込んだ。 「ここ神宮球場は快晴。スワローズ対ベイスターズ戦がプレイボールです」 タクシーのラジオの声にますます腹が立って来た。 ホテルに帰って寝ます。
7月9日(水) ウエスタンリーグ/タイガースvsホークス@鳴尾浜球場 〜「虎の穴」に潜入。 始発の新幹線で大阪へ。 午前中に打ち合わせを済ませ、甲子園へ向かう。 鳴尾浜までは甲子園から車で約10分の距離。 タイガース若手を鍛え上げる「タイガース・デン」に到着した。 #7今岡誠がいたのには驚いた。そういえば今年は調子が悪かったなあ。 平日pm12:30開始だというのに、スタンド(公称収容人数500人)は超満員。 「六甲おろし」が流れ、今岡がサードを守り試合は始まった。 それにしてもタイガース二軍は豪華。 特に投手陣は、#18杉山直久、#29小嶋達也、#34橋本健太郎、#40桟原将司と一軍経験者がずらり。 逆に打線の方は若手がイマイチか。 一軍のレギュラーが固定されている中、ここからのし上がるのは大変だ。 (#51桜井広大はここにいる選手じゃないのだが…。)
7月8日(火) パ・リーグ/ライオンズvsホークス@西武ドーム 〜変わらない部分。 連敗を止めたホークスが連勝。 味方のミスに足を引っ張られたが、#47杉内俊哉が我慢強く投げた。 そんな中、気に入らないシーンがあった。 7回表、本塁でのクロスプレイは微妙であった。 王監督の執拗な抗議。 回り込んでいるようにも見えたし、王監督の言うように捕手が進路を邪魔しているようにも見えた。 しかし…、あまりに抗議が「しつこい」。 気持ちは分かる。微妙なプレイだった。 だがスタンドのファンにとっては何が起きているかまったく分かっていない。 実際、5分以上の長い抗議がおこなわれたが、審判団は「退場」させる気配すらなかった。 王監督のことだから、エキサイトしても「暴言」は吐いていないだろう。 しかし明らかに「遅延行為」。 試合進行を妨げている訳だから、どこかで線を引き試合を続行する義務が審判にはある。 その「そぶり」すらなかった。 「球界きってのビッグネームには、とても退場なんて言えません」という雰囲気。 こういう部分はまったく変わっていない。 今日のような状況で退場になっても、王監督の名誉に傷などは付かない。 逆に、「監督」として「名誉」であると考えるが…。
7月6日(日) パ・リーグ/マリーンズvsホークス@千葉マリンスタジアム 〜まあ、どっちもどっち。 「正直、雰囲気最悪ですよ。昨日だって5点勝っていても、またやられるなあ、という雰囲気で、案の定そうでした。きっかけが見つからないんです」。 試合前にホークス関係者が嘆くぐらい、7連敗中のチームは最悪だったそうだ。 それでも…、何とか勝てた。 調子に乗りかけていたマリーンズ。 バント失敗、走塁判断ミス、守備での判断ミス…。 記録に現れないミスのオンパレード。これでは勝てる訳がない。 試合自体は9回裏までもつれたが、正直、「タルイ」試合だった。 そして…、7月の炎天下の中、pm13:00開始のディゲームはないでしょう…。 10人近く医務室に運ばれたそうだ。 一部スタンドしか日陰にならない千葉マリンでは、こうなることは見えている。 「地球温暖化」対策なのか、夜におこなわれたイースタン・リーグとの絡みなのかは知らないが…。 「野球は青空の下で…」 とは言うが、湿気も高いこの時期は無理でしょう。 どうしても、と言うなら、pm15:00ぐらいの開始にすれば良いのに…。 いろいろな意味で疲れました。
7月6日(日) Thought/テレビ報道を見て思ったこと。 今日は千葉でのディゲームだったので、朝食をとりながらニュース(バラエティ?)番組を見ていた。 「ドジャース黒田はもうちょっとやると思ったけどねえ…。4勝6敗か。まだアメリカの生活に戸惑っているんですよ」。 という解説者(?)の言葉が耳に入った。 「好き勝手に言っているなあ」。 現場にまったく足を運ばず、ましてやメジャーなど見に行く訳がない。 それなのに「勝ち負け」だけで語って欲しくない。 「勝敗」は「運」が大きい。 「100球」前後の球数で「中四日」を守りシーズン通して投げる慣習のMLBでは、後ろの投手(#44斉藤隆?)が打たれることも多々ある。 注目すべきは投球内容。 ここまで(6日現在)黒田は、 15試合登板、89.1回、被安打89本、被本塁打9本、特筆すべきは28四球しか出していない。(つまり1試合9回投げても3個弱しか四球を出さない安定感だ) 首位を争うドジャースに大きく貢献している。 地上波放送での野球放送が少なくなり、多くの人たちはこういったニュース(バラエティ?)を通じてしか知識を得ることができない。 それなのに…、こういった間違った「認識」がまかり通っては、野球界にとってマイナスでしかない。 例えば、サッカー解説者(コメンテーター)などはしっかり取材し、「まっとうな」ことを語ってくれていると思う…。 自ら野球界で育って来たのならば…、ちょっと考えて欲しいのだが。 それこそ、「喝(カツ)!!」だ。 7月4日(金) セ・リーグ/ベイスターズvsタイガース@横浜スタジアム 〜強い…。 久しぶりにタイガースの試合を見た。 「強い」。 それだけだ。 そして…、横浜は大丈夫か? 打線も、投手陣とも本当に元気がない中、唯一良かったのは#44石井裕也。 プロ入り前は、「難聴」のハンディが多々取り上げられたが、それ以上に実力も素晴らしい。 セットアップで結果を出して行けば、「先発」させても面白いかも。
7月3日(木) セ・リーグ/ジャイアンツvsスワローズ@東京ドーム 〜主役で勝った横綱野球。 先取点こそ、「微妙な」ダブルプレイ崩れだったが、あとはスゴかった。 #2小笠原道大、#24高橋由伸の完璧な本塁打。 #29セス・グライシンガーのまさに「変幻自在」な投球。 「強い」ジャイアンツだった。 単純に「勝つ」だけでなく、「主役」が活躍すれば面白い。 今日、見に来た人は、チケット代金の「元が取れた」だろう。 7月2日(水) セ・リーグ/ジャイアンツvsスワローズ@東京ドーム 〜勝つには勝ったが…。 ジャイアンツが乱打戦を勝ち切った。 「勝ち切った」と言うか、「勝ちをもらった」感じ。 まず驚かされたのは、ジャイアンツのスタメン全員が「右打者」。 スワローズ先発が左の#15村中恭平とは言え…。 #24高橋由伸や#2小笠原道大、#10阿部慎之助の3人を外したのは…。 乱戦の主役は#19上原浩治。 同点の7回から登板、2回を投げて3点取られた。 そのかいもあり(?)、#51古城茂幸の決勝本塁打という「ドラマチック」な展開となった。 点は取られたが、上原は間もなく「完全復活」すると思う。 もともとオープン戦から調子自体はそんなに悪くなかった。 習得した「シュート」の問題にしても、結果が出なかったから言われるだけだ。 昨年つとめた「ストッパー」から「先発」へのシフトチャンジさえできれば、いつもの上原に戻るはずだ。 試合前、サードのポジションでノックを受け、一塁へ全力送球する調整をしていた。 三塁側、そして一塁の後ろと場所を変えてその送球を見た。 本当にホレボレするぐらい素晴らしいボールだった。 あとはその球をマウンドから打者へ投げるだけ。 「報道」は面白おかしく煽っているが、やっぱり「上原は上原」だ。
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